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27Kyushu University Campus Magazine_2010.7Kyudai 平成22年5月29日(土)、伊都キャンパスにて「伊都祭2010」が開催されました。伊都祭は、九州大学と地域が一体となって、大学と地域の魅力を発信する祭りとして、2007年度から始まり、伊都キャンパスにおける九州大学と地域との連携行事として定着しています。今年は、開催日をこれまでの11月から5月に移しての開催となりましたが、当日は天候にも恵まれ、10,000人以上の来場者で賑わいました。 学生・地域が主体となった研究展示や、子供向けの体験教室などのさまざまな企画が実施され、一生懸命に手作り教室で工作に取り組んだり、グラウンドで打ち上げられたロケットに目を輝かせる子どもたちの姿が多く見られました。 このほか、地域団体・福祉団体による地元特産品や、本学留学生による多国籍料理など、約30以上もの露店が軒を並べました。また、例年大きな盛り上がりを見せる特設ステージでは、地域や大学で活動している団体・サークルが日本舞踊、シャンソン、フラダンス、詩吟、落語、よさこい、和太鼓などを披露し、多くの方が集まりました。地域との連携 伊都祭2010/糸島市との連携協力協定締結 また、同日、本学と糸島市は連携協力協定を締結し、稲盛財団記念館において調印式を行いました。 これまで本学と前原市・志摩町・二丈町は平成18年6月に連携協力協定を締結し、様々な社会連携事業、教育関係事業などを行ってきましたが、このたび1市2町の合併により、平成22年1月に糸島市が誕生したことから、同市と改めて連携協力協定を締結したものです。 今回の連携協力協定締結により、今後、本学の知的資源と糸島市の地域資源を相互に活用し、産業の高度化や新産業の創出、地域課題の解決、教育研究活動及び診療活動の進展など、地域社会の振興への寄与が期待されます。 これからも、九州大学はさまざまな取り組みを通して、地域との連携・交流を深め、ともに発展していきます。調印式を終え握手を交わす有川総長と松本嶺男糸島市長「伊都祭2010」の様子

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