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30Kyushu University Campus Magazine_2010.9Kyudai 平成22年8月1日付けで、本木章喜(もとき あきよし)新理事(総務、労務管理担当)・事務局長が就任しました。 本木理事コメント「出身は信州ですが、昭和の終りに2年間熊本に住んでいましたので、九州は第二の故郷だと思っています。統合移転等大きな課 九州大学は、福岡市西部地区五大学連携協定を締結している西南学院大学、中村学園大学、福岡歯科大学、福岡大学と共に共同開講科目(本学では全学教育科目)「博多学」を開講しました。 この「博多学」は博多の魅力を伝えることを目的にした講義で、5月には東長寺(写真)、鴻臚館遺跡、筥崎宮、福岡市博物館、博多町家ふるさと館など博多の歴史を今に伝える五つの施設で実地見学が行われ、8月には九州大学 平成22年7月19日(月)、福岡市西区JR九大学研都市駅前に完成した福岡市の複合施設「さいとぴあ」のオープンを記念した「さいとぴあ夏祭り」が開催され、本学学生も多数参加しました。「さいとぴあ」は、500人収容の多目的ホール、会議室、体育館などの福岡市西部地域交流センター、西部図書館、西部出張所が一体となった施設です。 夏祭りに先立ち行われた開館記念式典には、「さいとぴあ」の名付け親となった本学薬学部3年の石原絵里さん(写真左)が来賓として招待され、吉田宏福岡市長らとともに、テープカットを行いました。「さいとぴあ」には、西の都や祭の都などの意味があり、分かりやすく親しみやすいという理由で、一般公募された557件の中から選ばれたものです。題を抱えた九州大学のために少しでもお役に立てればと思っていますので、ご支援ご協力をお願いします。」【本木理事略歴】昭和53年 東京大学文学部卒。熊本県教委社会教育課長、日本学術会議学術課長、文部省体育局生涯スポーツ課長、放送大学学園教務部長、総務部長、北陸先端大学事務局長、日本学術会議総務部長、金沢大学理事・副学長・事務局長、独立行政法人 大学入試センター理事などを経て現職。西新プラザで各大学の教員による集中講義が行われました。 受講した学生からは、「今暮らしている博多がどのような場であるかを学べた上に、自分の故郷の自然、文化、歴史を捉え直すきっかけとなりました」「各大学の教員による特色ある講義が受けられたのは新鮮で、大変有意義でした」との声が聞かれました。 当日は、本学からは応援団が演舞を披露したほか、子供向け科学教室も開催されました。 また、屋外では、テントが軒を並べて地域の方々が特産品の販売を行う中、九大生協による大学のオリジナルグッズの販売もありました。 天候に恵まれた夏休みということもあり、夏祭りは大勢の家族連れで賑わいました。 今後「さいとぴあ」は、伊都キャンパスに近い公共施設として、本学学生・教職員と、地域の皆様との交流の場となることが期待されます。本木章喜 理事・事務局長が就任五大学共同で博多の魅力伝える「博多学」開講「さいとぴあ夏祭り」に九大生が参加

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