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33Kyushu University Campus Magazine_2010.9九州大学空手道部―まずは空手道部の紹介をお願いします。中村さん 私たち空手道部は男女合わせて23人で、伊都と貝塚の体育館で、週3~4回練習しています。平日はそれぞれ通ってるキャンパスで、土曜日はどちらかの体育館に集まり全員で練習します。―経験の無い人からすると、空手は「痛そう」というイメージがありますが…山下さん そんなこと無いですよ。私達の流派では、「寸止めルール」というのがあって、攻撃で実際に相手に当てたらいけないんです。別の流派出身の格闘技選手がいるから、空手って殴って痛いというイメージがついちゃうんですけどね。宗岡さん あと、空手の試合にはみんなが想像してるような、1対1で対戦する「組手(くみて)」のほか、蹴りなどの技を1人で決められた順番に演武し、美しさ・正確さ・気迫を競う「形(かた)」という種目があります。山下さん 空手道部のブログで、5月の試合で、宗岡くんが「形」演武をする様子が動画で見られますので是非見てください。私たちは瓦割りとかしてませんよ。これ大事ですからちゃんと書いといてくださいね!!―ハイ。バッチリ書いておきます。 さて、宗岡さんは1年生で試合に出たり、県の強化選手になったりと大活躍されてますが、経験は長いのですか?宗岡さん 空手を始めたのは幼稚園の頃で、高校では主将も務めました。大学入学後練習を見学して、「やっぱり自分には空手しかないな」と思い、入部しました。―やっぱり後輩の活躍は先輩として嬉しいでしょう?中村さん・山下さん そうですね。ただ、試合に勝ったときに得意気な顔をするのは考えものですけど(笑)。―それもバッチリ書かないと…(笑)。実は中村さん、山下さんも空手経験者とのことですが、初心者の部員もいるんですか?山下さん もちろんです。入部後に初段(黒帯)をとった人もたくさんいます。九州大学空手道部は、2009年度、男女とも九州大会を見事に突破し、大学空手道選手権大会の全国大会に出場しました。インカレで準優勝するなど私立強豪校にも負けていません。強豪を誇る空手道部の現在の活動について主将の中村晋太郎さん(工学部4年)、山下彩夏さん(農学部4年)、そして1年生でありながら福岡県強化選手に選出された宗岡大貴さん(工学部1年)にお話を伺いました。熱い戦いを繰り広げている彼らの、空手道にかける熱い想いについて、取材決行!強豪空手部の素顔を大公開です!!宗岡さん「躍動ー学生たちの活躍ー」では、学生のサークル活動にスポットライトを当てて、その活動を紹介していきます。今回は、「九州大学空手道部」を紹介します。学生たちの活躍

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