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3Kyushu University Campus Magazine_2010.9 「カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所」 「世界トップレベル研究拠点 プログラム」とは 「世界トップレベル研究拠点プログラム(World Premier International Research Center Initiative:WPI)」とは、日本における基礎研究機能を格段に高め、国際競争力を強化していくことを目的として、高いレベルの研究者を中核とした世界トップレベルの研究拠点を目指す構想に対して、文部科学省が集中的な支援(補助金として年間14億円程度を交付)を行うもので、平成19年度から開始されています。 このプログラムは、優れた研究環境と極めて高い研究水準を持つ「目に見える拠点」を形成し、世界中から第一線の研究者が集まることを目指しています。[研究拠点のイメージ] ・世界トップレベルの主任研究者 10~20人 ・総勢200人 ・研究者のうち30%以上は外国人[国際水準の研究環境と生活環境] ・拠点長の強力なリーダーシップ ・厳格な評価に基づく給与 ・言語は事務部門も含め英語 WPIが創設された平成19年度に5拠点が採択されて以来、新規拠点の公募はありませんでしたが、平成22年度、低炭素社会への貢献が期待される環境領域で、新規1拠点の公募が行われ、全国の9機関から申請があり、本学が唯一採択されたものです。 今回の採択を受け、平成22年7月15日(木)に行われた記者発表において、拠点長(所長)となる米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のPetros Sofronis(ペトロス・ソフロニス)教授と村上敬宜理事・副学長が拠点構想の概要等について説明を行いました。ソフロニス教授は、「成果を出す自信がある。このプログラムにより、是非とも人類の未来に貢献したい」と語りました。 平成22年7月、文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム」の平成22年度公募の結果が発表され、九州大学の「カーボンニュートラル・エネルギー研究拠点構想」が、全国で唯一採択されました。

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