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16Kyushu University Campus Magazine_2010.11 農学系地区は、ウエスト・ゾーンにおける大学の顔として位置付けられており、これまでの工学系、理学系施設との連続性はもちろん、敷地の南北に展開する農場、緑地を結ぶグリーン・コリドー、用地南側に展開するキャンパス・コモンとの調和が求められていました。農学系地区は、研究教育施設群の建つアカデミック・ゾーンのなかでも標高の高い場所に位置します。糸島半島の山並み、地形に沿うスカイラインを引き継ぐとともに、日射遮蔽と視線に配慮しつつ、農学系らしいファサードを創り出します。大学キャンパスの限られた資源を有効に利用するため、マスタープランの施設構成をさらに進め、施設をコンパクトに積み上げ、可能な限り将来拡張用地を確保して暫定駐車場とします。 学生生活に活気と潤いが増すことを期待して、エントランスに展示機能を持つコミュニティ・コリドーを、低層部に情報学習室を、施設内各所にリフレッシュスペースを、キャンパス・コモンに面する位置にレストランや店舗を設けます。伊都新キャンパス農学系地区基本設計農学系地区配置図コンパクトな土地利用へ上層階に大学院の空間を配置大地に馴染む景観とコンパクトな土地利用農学系地区基本設計の概要ウエスト・ゾーンWG コアチーム長、農学研究院教授 吉田 茂二郎新キャンパス計画推進室 教授･副室長 坂井 猛デッキウォーク/キャノピーエコ・コリドー圃場/施設用地コミュニティ・コリドーグリーン・コリドー生物多様性保全ゾーン工学系シンボルツリー学生食堂棟/展望テラスキャンパス・コモンキャンパス・モール暫定駐車場生物環境調整センタ―熱帯農学研究センタ―ウェストゲート

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