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31Kyushu University Campus Magazine_2010.11Kyudaiようこそ九州大学へwelcome to Kyushu University 平成22年8月30日(月)、国立清華大学の陳力俊(チェン・リージュィン)学長が、有川総長を表敬訪問しました。 陳学長は、国立清華大学を「グリーン・エネルギーキャンパス」にすることを目指しておられることから、本学伊都キャンパスの視察を希望され来学の折、有川総長を訪れ懇談しました。 今回の訪問には、同大学の開執中(カイ・ジージョン)エネルギー環境センター長、潘榮隆(パン・ロンロン)生命科学部長、王偉中(ワン・ウェイジョン)国際部長も同行され、同大が2010年に創立百周年を迎えたこと等について、終始、穏やかに懇談が行われました。 その後、伊都キャンパスにて村上理事(当時)に面会し、カーボンニュートラル・エネルギー研究拠点に関する説明を受けた後、水素関連施設を視察され、活発な意見交換が行われました。台湾 国立清華大学 学長 平成22年10月13日にグラミン銀行本店(バングラデシュ・ダッカ)において、九州大学はグラミンファミリーの中核企業であるグラミン・クリシと株式会社雪国まいたけとの合弁会社設立に関する契約を締結しました。 今回の合弁会社はグラミンと日本企業による初の合弁会社であり、農業分野としては、グラミンと海外企業との世界初の合弁会社になります。 九州大学は、今回の合弁会社設立にあたり、ソーシャル・ビジネスの観点から広く、経営に関する助言や九州大学の国際産学官ネットワークを利用したサポートを行い、実践を踏まえたソーシャル・ビジネスの学術的研究、教育に広く役立てて行くことを目指します。 なお、調印式が行われた10月13日はムハマド・ユヌス教授のノーベル平和賞受賞が決定した日であり、この記念すべき日に、ソーシャル・ビジネスの新たな展開がスタートしました。 平成22年10月14日(木)、本学大学院工学研究院、大学院工学府、大学院人間環境学研究院、大学院人間環境学府、大学院システム情報科学研究院、大学院システム情報科学府、大学院総合理工学研究院、大学院総合理工学府および工学部と、バージニア工科大学(アメリカ合衆国ブラクスバーグ)との間で、学術交流協定並びに学生交流に関する覚書が締結されました。 調印式は、バージニア工科大学総長室において執り行われ、バージニア工科大学からは、チャールズ・ステガー総長、ジャック・デイビス建築都市学部長、デ・ダッタ国際関係部副部長、及び、フランク・ワイナー教授が出席され、人間環境学研究院 都市・建築学部門からは、堀貴賀教授、藍谷鋼一郎特任准教授が出席しました。日米両大学の関係がさらに緊密化し、研究者及び学生の交流が推進されることが期待されます。 なお、同大学は平成6年3月に本学工学部及び大学院総合理工学研究科と部局間交流協定を締結しています。九州大学のソーシャル・ビジネスの取り組みにより、グラミン・グループの合資会社が設立 九州大学大学院 4学府、4研究院、1学部とバージニア工科大学との間で部局間協定を締結写真右から3人目が陳学長調印後のムハマド・ユヌス本学栄誉教授(グラミン銀行総裁・写真中央)、雪国まいたけ大平喜信代表取締役社長(写真右)、岡田昌治九州大学特任教授(写真左)。(左から)デイビス教授、ステガー総長、堀教授、藍谷特任准教授、ダッタ副部長

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