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7Kyushu University Campus Magazine_2010.11Eラーニングや海外研修を通して、英語教育のあり方を追求。聞き手 歯学研究院 都留 寛治 准教授鈴木 右文 言語文化研究院 言語環境学部門 准教授すずき ゆうぶんEラーニングを使えば、効率的な授業展開が可能。都留 最初に、先生が所属されている研究院についてお聞かせください。鈴木 言語文化研究院に所属しています。言語文化研究院は、言語文化、あるいは語学に関係した研究をする組織ですが、いろんな部局の協力をいただきながら、全学の言語文化教育を担っています。都留 先生はEラーニングを中心に、コンピュータを使った英語教育に取り組まれていますが、Eラーニングのメリットはどんなところにあるのでしょうか。鈴木 一斉授業では、全員同じペースでしか授業を進められませんが、Eラーニングは各自の理解度に合わせて進められます。また、最近のマルチメディア世代の学生は、白黒印刷の教科書を題材に教師が話すだけの授業スタイルでは、90分持たないところがあります。それをオーディオビジュアル的に手助けしてくれる側面も持っています。さらに、もう一つ大きなメリットは、通常の授業よりも教員が少ない数で済むこと。主な勉強は自分で進めて、わからなか大切なのは、語学を活かして、いかに社会に還元するか。「フロントランナー」は、九州大学の研究の最前線をインタビューで紹介するシリーズです。シリーズ第23回目は、言語文化研究院の鈴木右文准教授に、歯学研究院の都留寛治准教授が聞きます。23

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