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10Kyushu University Campus Magazine_2011.1り、日本人学生の受講も可能です。また、ATWには、日本人学生チューターやホームステイプログラムなどの制度もあり、日本人との交流も積極的に行えます。ASEAN in Today's World(AsTW) AsTWはASEAN諸国の有力大学と共同で現地の大学において実施する、春期2週間のプログラムです。毎回、ASEANと日中韓、及び欧州から約50名の参加者を受け入れ、参加学生は日本語、ASEAN諸国の言語、中国語などの言語から1科目、ASEAN事情、食の安全、異文化理解、他の科目を1科目選択します。 第1回AsTWでSurin Pitswam・ASEAN事務総長による基調講演を開催し、その後もASEAN事務局からゲストスピーカーを招いて特別講演を行っています。2009年には、AsTWに学生を派遣した大学の学長・副学長が集った第1回AsTW学長ラウンドテーブルを開催し、ASEAN事務局からも高い関心が寄せられました。 2012年はフィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学で開催する予定です。Japan in Today's World(JTW) JTWは10ヶ月にわたって開講される英語による短期留学プログラムで、毎年、北米、ヨーロッパ、アジアなどから約45名の留学生が参加しています。 参加学生は主に本学と学生交流協ユニークな留学プログラムAsia in Today's World(ATW) ATWは、6月下旬から8月上旬まで開講するサマープログラムです。毎年、アジア、北米、ヨーロッパなどから約50名の留学生が参加し、これまで10回のプログラムにおいて、世界15カ国71大学から約400名の留学生が参加しています。 ATWでは、日本語コースと英語で授業を行うアジア研究コースを設けており、学生はその専攻分野と興味に応じて履修科目を選択することができます。英語で授業を行うアジア研究コースの授業は全学教育科目として開放してお特集 知の世界的拠点大学へ九大から世界へ、そして世界から九大へ―世界140大学・機関と大学間交流協定―定を締結した海外の有名大学に在籍する学部生で、日本に関する様々な講義を英語で学びつつ(九大生の受講も可)日本語の授業も受講することができます。 JTWには他にも、指導教員の下で論文作成や研究を行う自主研究/ラボラトリー研究、稲刈りや座禅体験を行う見学旅行など、広く日本について学べる機会が準備されています。 また、九大生のチューターや日本語会話パートナー、日本の家庭に日帰り訪問するホームビジットを通して、九大生や地域の方々とも交流できるのが大きな特色です。ATW2011AsTW2011授業風景「日本の文化形態について」

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