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7Kyushu University Campus Magazine_2011.1アジアを代表する世界的研究・教育拠点をめざして国際コースの設置 グローバル30では、優秀な留学生が日本の大学を目指しやすいよう、英語による授業のみで学位が取得できるコース(国際コース)を設置することになっています。 九州大学では、学士課程では工学部と農学部の2学部、大学院課程ではすべての大学院(17学府)に国際コースを開設することとしています(既存のコースを含め全63コースは全国最多)。 平成23年1月現在、33コースを開設しており、平成22年度には、学士課程に25名、大学院課程に156名が入学しています。海外プロモーションを実施 優秀な留学生を多く受け入れるため、九州大学では、中国、韓国、インドネシア、台湾、ベトナム、エジプト、タイ、オーストラリアの8か国・地域を留学生受入重点国として設定しています。とりわけ、九州大学で初めて開設される学士グローバル30は、質の高い教育と、海外の学生が日本に留学しやすい環境を提供する拠点大学を文部科学省が支援する事業で、日本の大学の国際競争力の強化や留学生に魅力的な教育の提供、また、留学生と切磋琢磨する環境の中で国際的に活躍できる高度な日本人の人材を養成することを目的としています。平成21年度に九州大学をはじめ全国で13大学が採択されています。― グローバル30での取組 ―九州大学の取組 九州大学が実施するグローバル30事業は、留学生の募集から企業等への就職までの一貫した国際化拠点整備を全学が一体となって推進し、アジアを代表する世界的研究・教育拠点大学としての機能を強化することを目指しています。 具体的には、次のような取組を行うことにより、平成20年に約1、300名だった留学生を、グローバル30が終了する平成25年度末には2、300名、さらに、平成32年度末には3倍の3、900名にするという目標を立てています。平成22年11月現在で留学生数は、すでに約2、000名にのぼっています。学士課程国際コース第1期入学式

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