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G30対応のため新たに4か所の海外オフィスを設置8Kyushu University Campus Magazine_2011.1課程国際コースでは、これら受入重点国の高校等を中心にプロモーションを行っています。 平成21年度には10カ国・地域に延べ32名を派遣し、25以上の高校の学生や保護者約2、700名を対象にプロモーションを行いました。また、平成22年度は、これまでに9か国・地域の33校で留学説明会を実施し、2、200名近くの学生等が参加しています。 海外オフィスの整備 九州大学では、これまでも海外における本学の活動の拠点となる現地オフィスを整備してきましたが、平成21年度には、グローバル30における活動の拠点として、新たに4か所の海外オフィスを整備しました。これら海外オフィスを活用して、優秀な留学生を多く受け入れるための活動を行うこととしています。 なお、平成22年2月に開設したカイロオフィス(エジプト)は、グローバル30の実施に伴い、日本の大学全体の留学生受け入れを促進することを目的とした「海外大学共同利用事務所」としての役割も有しています。 留学生支援体制の整備・強化 外国人留学生や研究者が安心して日本に来日し、九州大学で勉強や研究ができるよう、来日の手続きや生活面でのサポートを一元的に行うため、平成21年7月に「外国人留学生・研究者サポー特集 知の世界的拠点大学へアジアを代表する世界的研究・教育拠点をめざしてトセンター」を設置しました。(詳細は9ページ) キャンパスの国際化 九州大学では、グローバル30を円滑に実施するため、全学の教職員や学生が一体となって国際化を推進するための仕組みや体制を構築しています。 また、学内文書等の英文化とともに、国際コースでの英語による授業を担当する外国人教員を積極的に採用し、その英語による教授法を日本人教員にも波及させるための取組や事務職員の英語スキルを向上させるための取組なども行っています。 九州大学の国際化の今後 現在、九州大学のグローバル30は順調に進捗しており、その成果を着実にあげています。留学生数も平成22年11月現在、約2、000名にまで増加しており、平成25年度末までに2、300名という目標も十分達成できる見通しとなっています。 今後も、さらに九州大学の国際化を推進していくことはもとより、グローバル30拠点大学をはじめとする他大学と協力して、産業界と連携した留学生の就職支援への取組や、グローバル30で培ったノウハウや成果を国内の他の大学に波及させるような取組を行っていきたいと考えています。※グローバル30は、平成21年度に「国際化拠点整備事業」として開始されましたが、平成23年度から「大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業」として継続されます。 (上) タイでの高校訪問の様子(下) シンガポールでの留学フェア

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