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25Kyushu University Campus Magazine_2011.3だより平成23年 東京同窓会 新年賀詞交歓会九州大学女子卒業生の会「松の実会」 総会、講演会、懇親会 九州大学女子卒業生の会「松の実会」は、今年度で42年を迎え、会員数も延べ2万人に達しました。今年度は平成22年11月28日(日)、ヒルトン福岡シーホークホテルにて、ご来賓はじめ105名の皆様にご出席いただき、総会、講演会、懇親会を開催しました。 総会では、21年度事業報告、会計報告、会計監査報告、更に22年度事業経過報告及び計画案の提案があり、全て承認されました。 来年度から2年間の理事は歯学部に引き継がれます。会長就任予定の原田則子様はじめ、理事になられる方々のご挨拶がありました。 講演会では、全国に10人いらっしゃる女性市長さんの中で最も若く(現在は2番目に若い)、中学まで福岡で過ごされた倉敷市長 伊東香織様を講師としてお招きし、「地域力づくり~個性と魅力の発信~」のテーマでご講演いただきました。「子育てするなら倉敷で」「安心して暮らせるまち」「個性と魅力を伸ばすまち」の3つをスローガンに、地域で生活している人達の視点を地域の発展の中心にすえたもので、力強い 東京同窓会のパーティーは今回もマンドリンクラブOBの演奏で開始しました。 2曲演奏後、創立百周年記念演奏として、荒谷俊治氏(昭29法卒、指揮者協会会長)指揮により学生歌「春の賛歌」をコールアカデミーOBとともに合同演奏されました。 岡部会長は、同窓会としても微力ながら、大学の発展に貢献していきたいと、力強い挨拶をされました。 有川総長からのご挨拶と近況報告に続き、百周年記念事業担当の落合理事・副学長からは寄付応募についてのお礼と、3月まで記念事業へのご理解ご支援を頂きたいとの要請がありました。 乾杯の音頭をとられた当会会長代行の増田信行氏(三菱重工元社長・会長)も、大学事業への協力などを呼びかけられました。この後各学部代表による同窓会活動紹介のスピーチが続き、若さとオーラをいただきました。 我が国は女性が高学歴(大学進学率が男性とほぼ同じ55%)であるにもかかわらず、意志決定の場への参画がなかなか進まないことが国際社会で有名ですが、地域では少しずつですが女性のトップが誕生してきています。福岡県の苅田町長は松の実会の会員です。若い会員の皆様に期待するところ大です。 懇親会では、九州大学理事・副学長 安浦寛人様のご挨拶で、今年100周年を迎える九州大学の活動をご紹介いただきました。医学研究院副院長 片野光男様の乾杯のご発声に続いて、中華料理の円卓を囲んで懇親を深めました。長年留学生のお世話をされている石橋美恵子様(昭30・文)からのベトナム留学生の紹介、学士会の常務理事 清水正信様からの学士会への女性の入会のお誘い、立石和枝様(昭30・文)による「あなたにバトン(福岡の女性たちの戦争体験記)」の本のご紹介等があり、あっという間に時間が過ぎていきました。 ご参加くださいました皆様に心より厚く御礼申し上げます。来年度もまたお会いしましょう。「松の実会」会長 稗田慶子 (昭和36年医学部卒、九州電力監査役) 医学部出身の自見大臣も母校愛に満ちた、ご丁寧な挨拶をされました。 コールアカデミーOBは、懐かしい福岡を思わせる「博多祝い歌」も披露し、最後には学生歌「松原に」を全員で斉唱しました。続いて、応援団OBが寮歌2曲を歌いながらの応援団演舞を行い、学生時代の懐かしさがこみ上げる場面もありました。 閉会にあたり、古川貞次郎氏(昭33法卒、元内閣官房副長官)が、素晴らしい記念事業を進めるのはわれわれの責務であり、大学に出来る限りのご支援をしたいとの挨拶をされ、大学の発展、同窓会の隆盛、参加者(300名余)の健勝を祈っての一本締めで新春の宴を閉じました。 今回も、アサヒビール(株)池田相談役(元社長・会長)から瓶ビール100本、大学から「九州大吟醸」2本、「いも九」4本をご寄贈いただきました。東京同窓会理事長 田坂和義 (昭和34年法学部卒) 講演に立つ伊東市長

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