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28Kyushu University Campus Magazine_2011.3 平成23年1月7日~30日、東京ミッドタウン・デザインハブ第25回企画展「にんげんをしあわせにするデザイン」(主催:東京ミッドタウン・デザインハブ/企画・運営:九州大学大学院芸術工学研究院)が開催されました。 「しあわせ×デザイン」をテーマに、教員/学生の研究事例や卒業生の仕事を通じ、芸術工学の視点から「デザインが私たちのしあわせのためにできること」「デザインの考えるしあわせ」とは何かを考えるこの企画展の会場には、建築、プロダクト、ゲームや映像、インタラクティブアートから音に関するデザイン、デザインストラテジーまで、幅広い領域における芸術工学研究の現在が展示されました。会場を訪れた一般の方々も、普段とは少し違う観点で「しあわせ」を再考する機会になったのではないでしょうか。 会期中は展示物を使ったデモ、芸術工学研究院の教員によるセミナー、ギャラリートーク、展示に関連した学生によるプレゼンテーションも実施されました。 (九州大学・芸術工学東京 サイト 事務局) 医学系学府医学専攻 臨床・腫瘍外科分野(旧第一外科)博士課程の池永直樹さんが、「第1回(平成22年度)日本学術振興会育志賞」を受賞しました。 「育志賞」とは天皇陛下の御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として平成21年11月に御下賜金を賜り、日本学術振興会が創設したもので、平成22年度が第1回目の授与となります。 全国の大学長または学術団体(学会)の長から206名の大学院博士課程学生の推薦があり、大学長経験者等の有識者から構成される選考委員会で厳正な審査が行われ、平成22年度は17名が受賞しました。 池永さんは、医学専攻博士課程で、研究課題「癌間質相互作用を主導する膵星細胞(間葉系幹細胞)の同定とそれをターゲットとした特異的分子標的治療法の開発」の研究を進めており、この研究で日本膵臓学会からの育志賞への推薦を受け、今回の栄えある賞の受賞となりました。 授賞式は平成23年2月1日に日本学士院において、天皇皇后両陛下のご臨席を賜り行われました。芸術工学研究院の最新研究を東京から発信!!「にんげんをしあわせにするデザイン」 企画展を開催■トピックス医学系学府博士課程の池永直樹さんが 天皇陛下御下賜金より創設された「日本学術振興会育志賞」受賞賞碑を手にする池永さん池永さんにお声をかけられる天皇陛下指導教員の田中雅夫教授(左)と水元一博准教授(右)と池永直樹さん(中央)

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