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31Kyushu University Campus Magazine_2011.3Kyudai 第7回(平成22年度)日本学術振興会賞の受賞者として、本学から2人の教員が選ばれました。 日本学術振興会賞とは、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるため、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援していくことを趣旨として創設された賞です。 就職氷河期の再来といわれるほど厳しい環境の中、平成23年2月21日(月)~25日(金)、箱崎キャンパス及び伊都キャンパスにてこれから本格的な就職活動を迎える学部3年生・修士1年生を主な対象に 「平成22年度九州大学学内企業セミナー」が開催されました。 企業の人事担当の方を学内に招き、「企業からの企業情報等の発信及び学生の企業・業界研究を目的とする 平成23年2月2日(水)、2010 年度の「伊藤賞」の受賞者となったGregor Johannes Ulrich Birkenmeierさん(ドイツ シュトゥットガルト大学博士課程)が、伊藤早苗主幹教授(応用力学研究所)とともに総長室に有川総長を訪ね、同賞の授与を受けました。 「伊藤賞」(Itoh Project Prize in Plasma Turbulence)は、伊藤早苗主幹教授の名を冠した賞で、ヨーロッパ物理学会(プラズマ物理学)に設けられ、英国物理学会(IOP)出版の共催や、九州大学の後援も受けています。 この賞は、プラズマ乱流の研究に対して優れた成果を発表した博士課程大学院生を表彰し、九州大学に招聘して講演や共同研究の機会を提供し、かつ広い視野を持つ場を与えるというものです。 第6回目となる今回も、世界的権威の委員からなる国際選考委員会による選考が行われ、選考の結果、Birkenmeierさんが受賞者となりました。 Birkenmeierさんに対し、伊藤教授からは、「伊藤賞の受賞は、トップクラスの研究者として認められたという▪授賞の対象となった研究業績「免疫受容体による自己・非自己の認識と応答に関する研究」山崎 晶 九州大学 生体防御医学研究所 教授 「多糖分子と繊維素材の機能的アーキテクトニクス材料研究」北岡 卓也 九州大学 大学院農学研究院 准教授 [日本学術振興会Webサイト]http://www.jsps.go.jp/index.htmlことです。これから自分の才能の高さをどんどん示してください」と激励の言葉がありました。授与式後の歓談でBirkenmeierさんは「欧州の学生の間で伊藤賞の評価は高く、受賞できて大変光栄です」と喜びを述べました。 これまでの伊藤賞の受賞者は、世界各地で活躍しています。そのうち第4回受賞者のStella Oldenbürgerさんは、現在、本学伊藤プラズマ乱流研究センターで助教として活躍中です。(左から)有川総長、Birkenmeierさん、伊藤教授説明会」として開催された学内企業セミナーでは、約300社の企業及び多くの学生が集い、学内最大規模の就職支援イベントとなりました。2010年度伊藤賞の受賞者が決定山崎教授、北岡准教授が日本学術振興会賞を受賞平成22年度九州大学学内企業セミナーを開催

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