http://www.kyushu-u.ac.jp-kyudaikoho_74
33/40

32Kyushu University Campus Magazine_2011.3Kyudai 平成23年2月24日(木)、福岡市のアクロス福岡国際会議場において、本学で実施してきた「次世代研究スーパースター養成プログラム(SSP)」の5年間の成果を広く社会に発信するための高等研究院公開シンポジウムが開催され、学内外から100名以上が参加しました。 当日は、本プログラムの統括責任者である有川節夫総長、文部科学省板倉周一郎科学技術・学術政策局基盤政策課長からの挨拶の後、本プログラムの採択及び運営に中心的役割を果たした村上敬宜I2CNER所長代理(本学前理事・副学長)より、基調講演として本プログラムの概要及び波及効果等について説明がありました。 引き続き、SSP研究プロジェクトごとに成果発表が行われ、SSP特別准教授のこれまでの研究成果や、各部局における組織改革の進展 平成23年2月22日(火)、トヨタ自動車株式会社の豊田章一郎名誉会長と渡邉浩之技監が来学され、本学の研究施設を視察されました。 豊田名誉会長と渡邉技監は、本部特別応接室で有川総長から、本学の概要や現況についての説明を受けられた後、理学研究院及び伊都キャンパスの研究施設を視察されました。 伊都キャンパス水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)では、村上敬宜教授から水素拠点の研究について説明を受けられ、稲盛フロンティア研究センターでは、若手研究者による次世代技術の研究概要等の説明を受けられました。 本学の視察を終えられた後、豊田名誉会長と渡邉技監は、糸島市の水素エネルギー製品研究試験センターを視察されました。状況等についての報告が行われ、参加者との活発な質疑応答も行われました。 最後に、外部有識者委員を代表して、駒井謙治郎京都大学名誉教授よりご講評をいただいた後、本プログラムの実施責任者である藤木幸夫理事・副学長の閉会の決意表明をもって、シンポジウムは無事終了しました。 また当日は、ポスターセッションも行われ、22名のSSP特別准教授が最新の研究成果を発表し、専門分野の異なる研究者間での情報交換など活発な交流がありました。 トヨタ自動車様は、本学の百周年記念事業に対してもご寄附をいただいております。 また、水素利用社会実現に向け多大なるご協力、ご支援をいただいております。 高等研究院公開シンポジウムを開催豊田章一郎 トヨタ自動車名誉会長が来学ポスターセッションを行うSSP特別准教授の様子稲盛フロンティア研究センターで説明を受ける豊田名誉会長ら村上教授から説明を受ける豊田名誉会長シンポジウム会場の様子本部特別応接室での会談風景

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です