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2Kyushu University Campus Magazine_2011.5 平成23年3月24日(木)、福岡国際センターにおいて平成22年度学位記授与式が行われました。 学士学位記授与式では、各学部の総代にそれぞれ学位記が授与され、2,558名が卒業しました。 有川総長は告辞において、『九州大学で学んだことを誇りに思い、それぞれの持ち場、場面で研鑽を積み、百年の伝統に基づく「九州大学の力」と「九つの大きな力」である「九大力」を醸成、発揮して、グローバル社会で活躍されることを祈念します。』とはなむけの言葉を贈りました。 来賓として出席いただいた荒巻禎一氏(京都府公立大学法人理事長、元京都府知事。昭和28年法学部卒)からご祝辞をいただいた後、学部卒業生を代表して山下祐太朗さん(理学部)が『私たち卒業生は、震災をはじめとする様々な災いが人々を苦しめているこのときこそ、九州大学で学んだことを糧として、それぞれの進んだ場所で、社会、国、世界のために自分には何ができるのか考え、行動したいと思います。そのことが、私たちを支えてきてくださった皆様への恩返しであると信じています』と答辞を述べました。 引き続き、大学院の学位記授与式が行われ、修士学位記、専門職学位記、博士学位記が各総代に授与され、2,310名が大学院を修了しました。 また、平成23年4月7日(木)、同会場において平成23年度入学式が行われ、本学創立百周年の節目に2,700名が新たに九大生となりました。 有川総長は、『今回の大地震は私達に多くの課題を突き付けました。皆さんも若者として、また入学した分野の専門家の卵として今何ができるか、これから何をなすべきか、解を模索しながら大学生活を送って欲しい。そして、在学中には、「九大力」の涵養に努め、日本や国際社会に山積する多くの課題を解決できる人材として大成されることを期待します』と告辞を述べて、新入生総代の平田育郎さん(工学部)が誓詞を朗読しました。 なお、7ページより、学位記授与式に来賓として列席いただきました荒巻禎一氏からの祝辞を掲載します。平成22年度 学位記授与式、 平成23年度 入学式を挙行

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