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29Kyushu University Campus Magazine_2011.5九州大学 ピアノの会 ―まずは、ピアノの会の紹介をお願いします。大庭さん ピアノの会は2007年11月に発足したサークルです。現在学部生、大学院生合わせて約50名が所属しており、箱崎キャンパスにある課外活動共用施設のピアノのある部屋を借りて毎日、授業の空き時間や放課後に自由に弾いています。また、昨年度からは、伊都キャンパスの伊都課外活動支援施設Ⅱの小音楽室でも月、火、木に練習しています。―それでは毎日、ここで厳しいレッスンが行われているのですね。大庭さん はい!と言いたいところですが、中には、ピアノを弾きに来るのではなく、勉強するために来る人、おしゃべりするために来る人もいます。杉本さん ただその中心にはピアノがあって。大学生活の中に自然とピアノが溶け込んでいます。大庭さん ホント、みんな気軽にひいて、ワイワイやっています。ただ、コンサートの前になると真剣に練習する人が多くなりますね。―ということは、定期的にコンサートも行っているのですか。大庭さん ピアノの会は、毎年6月にサマーコンサート、12月にウィンターコンサートを開いており、その2本のコンサートを中心に活動しています。昨年からは、学校行事で演奏する機会もあり、また学外からもお呼びがかかるようになり、活動の幅が広くなってきました。杉本さん 歴史が浅いサークルなので、コンサートも試行錯誤を繰り返し開催してきました。曲目についても、様々な曲、例えば・・・。その時、部屋にいた漆原 潤さん(経済学部2年)がおもむろにアップテンポの曲を弾き始めました。曲に合わせて、サークルの皆さんの手拍子が音楽室に反響します。大庭さん この曲は日本人兄弟のピアノデュオ、レ・フレールの「On y va!」という曲ですが、このように会場キャンパスに桜舞う4月の放課後、箱崎キャンパスの音楽室の扉を開くとピアノの旋律とともに学生の皆さんが迎えてくれました。会長の大庭直也さん(法学部3年)、副会長の杉本大輔さん(法学部3年)にお話を聞いてみましょう。「躍動 ― 学生たちの活躍 ― 」では、学生のサークル活動にスポットライトを当てて、その活動を紹介していきます。今回は、「九大ピアノの会」を紹介します。学生たちの活躍会長の大庭さん2010Winter Concertで演奏する杉本さん西部地域交流交流センタ―(さいとぴあ)で開かれた「九州大学学生後援会文化祭2010」 (2010年10月9日)で演奏する大庭さん

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