http://www.kyushu-u.ac.jp-kyudaikoho_81
6/36

創立百周年記念式典の最後に、百周年事業担当の落合英俊理事が百周年記念事業報告を行いました。地元経済界をはじめ、自治体、関係団体のご賛同のもと設立された「九州大学百周年記念事業推進会」のご指導とご支援をいただきながら、本学は百周年記念事業を推進してきましたが、報告では、落合理事が、推進会の皆様、九州大学学部同窓会や地域同窓会の皆様、そして本事業に関わっていただいた多くの皆様に対し御礼を申し上げるとともに、ご支援をいただいた皆様に対し感謝の念を述べました。また、このたびの事業については、1万792名の方々から、寄附建物の建設費を含めて総額98億1,382万5,796円のご支援をいただき、このほかにも絵画や書籍、胸像、樹木等を寄贈いただいたことの報告がありました。寄附建物については、公益財団法人稲盛財団様から稲盛財団記念館、しいき教育文化振興基金会長の椎木正和様から椎木講堂の建設費をご寄附いただいております。記念事業については、社会との連携活動、講演会や国際シンポジウム等の開催、寄附講座の開設や研究教育プロジェクトの実施、刊行物の作成などについての報告がありました。記念事業の最も大きな成果である「九州大学基金」については、いただいたご寄附を原資として設立されたものであり、初代総長の名前を冠した「山川賞」の授与をはじめ、学生や若手教職員への様々な支援や助成に活用しグローバルに活躍する指導的人材を育成していくこと、卒業生や同窓会、社会との連携にも活用していくことについて報告がありました。最後には、落合理事が、本学が「これからの百年」に向けて常に未来の課題に挑戦する活力に満ちた最高水準の研究教育拠点に相応しい活動を行っていくことを宣言し、報告を締めくくりました。このたびの百周年記念事業においては、数多くの方々から総額98億円を超える寄附金をいただきました。ご寄附いただいた皆様のご芳名を後々まで残すため、ご芳名を銘板に刻み、伊都キャンパスに設置することとなりました。平成24年5月13日(日)には、ビッグオレンジにおいて歴代総長、有川総長及び関係理事による銘板除幕式が執り行われました。Kyushu University Campus Magazine_2012.5 5百周年記念事業寄附者ご芳名名簿銘板除幕式落合理事による百周年記念事業報告百周年記念事業報告

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です