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平成24年7月5日、情報基盤研究開発センターは、平成24年7月から供用を開始した新スーパーコンピュータシステム(富士通株式会社 PRIMEHPC-FX10、以下「新スパコン」)の披露式を行いました。 式では、情報政策担当の安浦寛人理事・副学長が関係者への謝辞を述べた後、林孝浩 文部科学省研究振興局情報課計算科学技術推進室長等からご挨拶をいただき、続いて、青柳睦センター長が新スパコンの概要について説明しました。 式後は、「HPCI(革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)の意義と展望」と題して一般社団法人HPCIコンソーシアムの関口智嗣 理事((独)産業技術総合研究所 副研究統括)による記念講演、新スパコンの見学が行われ、最先端の学術研究推進のため活用されることに大きな期待が寄せられました。 今回導入した新スパコンは、理化学研究所計算科学研究機構(神戸市)に設置されている世界最速(平成23年11新スパコンPRIMEHPC-FX10披露式を挙行Kyudai月時点)のスパコン「京」と同じアーキテクチャのものとなります。九州初の「スモール京」は、互換性を活かした「京」コンピュータ用のプログラム開発や「京」コンピュータへの実利用展開のみならず、新スパコンの総演算性能181.6TFLOPSの演算能力を活かしたアプリケーションプログラムの実行が可能です。さらに、新スパコンは一般社団法人HPCIコンソーシアムに計算資源の一部を拠出しており、多方面の分野の方々から利用されるようになります。 なお、同センターでは本年9月に新高性能演算サーバPRIMERGY-CX400(510.1 TFLOPS)の稼動を予定しています。安浦理事・副学長林 孝浩 文部科学省研究振興局情報課計算科学技術推進室長講演する関口智嗣 一般社団法人HPCIコンソーシアム理事新スパコンの見学の様子Kyushu University Campus Magazine_2012.7 25

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