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平成24年6月20日に開催された大学講堂利用計画委員会において、設計者内藤廣(内藤廣建築設計事務所)様より講堂の模型、概要が説明されました。 「椎木講堂」は鉄筋コンクリート造の地上四階建て、延べ床面積10000㎡で伊都キャンパスセンターゾーンに建設されます。 椎木講堂は全体が円形で、メインの講堂と講堂管理棟からなり前面にガレリアの大きな空間を持った建物です。講堂は全体が3000席で1階から2階部分が約1000席、3階から4階部分が約2000席です。 通常は舞台部分と1階、2階部分を合わせて演奏会や講演会に、3階、4階部分は可動式の防音壁で分割し、階段教室(各220席、100席)を設置し学生の講義や学会、講演会に使用します。 また、1階部分には教育研究評議会、部局長会議等の各会議が開催可能な大会議室(100席)、九州大学の研究、資料を展示する展示コーナー、貴重品や博物館専用の展示スペースのギャラリーが配置されます。 講堂管理棟1階に地域の活動、学生サークル活動等に利用できるスタジオを2階に訪れる利用者のためのレストランを設置します。2階から4階部分に、管理部門として総長室、理事室、監事室、事務部門、特別応接室、中会議室、小会議室を設置します。大学の中枢機能を有し、日常的に使用される施設で、低炭素社会、循環型社会に貢献する施設です。 椎木講堂は九大百年を象徴し、学生や教職員の誇りとなり、市民を惹きつけ、新しい学術芸術文化の拠点となり、象徴性、進行性、持続性を有する施設となります。椎木講堂の完成予想模型4 Kyushu University Campus Magazine_2012.7椎木講堂の概要

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