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博物館での試胆会 ̶ 文学部同窓会 平成24年度総会 ̶経済学部同窓会東京支部の七夕総会だより 平成24年8月11日(土)、文学部同窓会総会が開催されました。今回はお盆の前に福岡市博物館にて特別企画展「幽霊・妖怪画大全集」を鑑賞するという、一風変わった趣向を凝らしました。総会では、まず船津正明会長の清新で溌剌とした挨拶につづいて、新名誉会長の髙山倫明文学部長に文学部の近況と展望を交えたご挨拶をいただき、次いで、議長に選出された疋田啓佑氏(昭和35年卒)の小気味よい進行のもと、議事はつつがなく閉じられました。 文学部同窓会奨学会による奨学金の授与式では、芸術学の都甲さやか氏(人文科学府博士後期課程3年)と考古学の森貴教氏(人文科学府博士後期課程3年)が今年度の奨学金授与の栄に浴しました。引きつづき行われた二人の若き俊秀による研究成果の発表は、それぞれ誠に興味深く、今後のさらなる探究の進展を期待させる内容であり、一同じっと耳を傾けました。 鑑賞会に先立ち、福岡市美術館学芸員の中山喜一朗氏に見所をご紹介いただきましたが、じつに面白く、知的好奇心を掻き立てる解説で、日本画家・風俗研究家だった吉川観方が蒐集した幽霊画、妖怪画を中心とする160点の作品群は、福岡市博物館が世界に誇るコレクションであり、日本人の心性の歴史を研究するうえでも大変貴重な学術資料であることがよく納得できました。じっさい鑑賞会では、予想を遥かに超えた迫力ある陣容と対面し、時間が足りないのが惜しまれたほどです。 佐藤信茂氏(昭和34年卒)のご発声による乾杯で始まった懇親会は、レストラン「ラ・マニーナ」(TNC会館内)の美酒に酔い美肴に舌鼓を打ちつつ、終始和やかな雰囲気のなかで歓談に時を過ごす夕べとなり、親睦の実を上げることができました。文学部同窓会幹事 髙木信宏 平成24年7月6日(金)午後6時から東京・神田神保町にある学士会館210号室で経済学部同窓会東京支部総会(七夕総会)&懇親会を開催しました。当日は、あいにくの雨でしたが、福岡から参加の現役の先生方、名誉教授など来賓の方々を入れて80名近くの同窓生の出席がありました。 最初に開催された東京支部総会では、昨年の活動報告、予算関係、役員の補充などが承認されました。承認された決算・予算、新役員一覧につきましては、東京支部Webサイトに公開しておりますので、ぜひご覧ください。 第二部では、三井住友海上火災保険前会長の秦喜秋様(経済学部昭和43年卒)に「損害保険あれこれ〜地震保険を中心として」という題目で記念講演を行っていただきました。記念講演の講演内容の概略につきましても、東京支部Webサイトに掲載しております。 第三部の懇親会では、出席者が出身地別にテーブルに集まり、各テーブルの「テーブルマスター」の司会の下で自己紹介や近況について和やかに懇談が行われました。 今年は例年より出席者が少なかったのですが、昨年から九大東京オフィスで開催している4月の新卒者歓迎会に参加した新卒者らも多数出席し、新たな交流の輪もできつつあります。 最後は、恒例の九大コールアカデミーOBの指揮者宮崎誠二さんの指導で「松原に」を斉唱し、福岡支部から駆けつけていただいた嶋田正明さんの博多手一本で締めました。「ラ・マニーナ」での懇親会挨拶に立つ髙山倫明文学部長学芸員の中山喜一朗氏Kyushu University Campus Magazine_2012.9 15

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