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2 Kyushu University Campus Magazine_2013.1世界最先端の水素エネルギー研究拠点施設が完成平成24年11月、伊都キャンパスのセンターゾーンに、グリーン・イノベーション実現のための世界最先端の水素エネルギー研究拠点施設が完成しました。建物は地上4階建てで、北側は、平成22年度に文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択された「カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)」の施設で、国内外世界トップレベルの研究者が異分野融合研究を展開できる環境を提供し、水素の製造・貯蔵・利用と、二酸化炭素の回収・貯蔵に関する種々の課題の究明と解決策を提示していきます。また、建物の南側は、次世代型燃料電池の開発・早期実用化を可能とするための産学連携研究拠点「次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT-FC)」の施設で、昨今のエネルギー事情や地球温暖化問題の抜本的な解決策の一つとして注目されているクリーンで高効率な発電システム「固体酸化物形燃料電池」をはじめとする次世代型燃料電池の本格的な実用化を目指し、耐久性や信頼性の確保、更なる高性能化など、様々な課題の克服に向けて、開発企業との緊密な産学連携活動に取り組んでいます。カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT-FC)

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