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クローズアップ環境・エネルギー【まちづくり方針のキーワード】安全・安心・健やか教育・研究成長・活力・交流歴史文化出口委員長(右)から提言を受ける髙島市長(左)と有川総長(中央)い」とのコメントがあり、有川総長からは、「交通の便が良く、福岡市、九州、ひいてはアジア全体の将来の発展に大きく貢献できる地域であるので、国、地域、経済界と連携し跡地処分に取り組みたい」とのコメントがありました。 今後は、より具体的な跡地利用計画等を策定するために、今回の将来ビジョンを基に、公共需要・民間需要を広く求めながら、導入機能を継続して検討していきます。方針11.「成長・活力・交流」ゾーン福岡都心部に近い大規模な土地利用が可能な土地であり、交通利便性の高い立地特性を生かしながら、福岡市の持続的な成長に貢献する、新たな活力・交流を生み出すまちを目指します。【導入機能】① 新たな産業・雇用の場の創出② 立地特性を生かした広域連携拠点づくり③ 文化・スポーツ・コンベンションを通じた交流と賑わいの創出《立地が考えられる主な機能(例)》○新産業創造機能、業務商業機能 ○広域行政機能○コンベンション機能、スポーツ・交流機能、文化発信機能3.「安全・安心・健やか」ゾーン《立地が考えられる主な機能(例)》○医療・福祉機能、健康増進機能 ○防災機能○生活利便機能、居住機能4.「歴史・文化」を活かす地域・箱崎のまちが有する歴史文化資源を大切にし、貴重な地区資産として活かす。 ・筥崎宮や旧唐津街道の街並み、九大近代建築物等の地区資源をつなぎ、周辺が調和・連携したまちを形成する。5.「環境」との共生、再生「エネルギー」の 活用・地蔵松原と称された松林など、歴史的な由来を継承しながら、これからも豊かな緑を守り・育てる。 ・九州大学の先進的な環境技術を活用しながら、まち全体で環境と共生し、持続可能なまちを形成する。《まち全体の交通利便性を高める》・箱崎キャンパス地区とその周辺を含むまち全体の 交通利便性の向上 等《既存環境・周辺魅力資源を活かす》・箱崎キャンパス内の緑地等の既存環境や筥崎宮等の 歴史文化資源など、周辺に立地する魅力資源の活用《生活の豊かさや安全性を向上させる》・箱崎キャンパスで新たに始まる生活・活動の豊かさや安全性の向上・だれもが安全・安心に生活・活動するための、 都市基盤整備におけるユニバーサルデザインの導入《立地が考えられる主な機能(例)》○まちの顔となる機能、にぎわい・交流機能○交通利便性を高める機能 など2.「教育・研究」ゾーン《立地が考えられる主な機能(例)》○教育・人材育成機能 ○研究・開発機能 ○留学生支援機能九州大学が存在した地として、方針2「九州大学」が百年存在した地としてのブランドを生かしながら、充実した教育・研究の環境を生み出し、人を育てるまちを目指します。【導入機能】① 新たな教育・研究機関の導入② これまでの外国人留学生、研究者等の受け入れ環境の活用充実した教育・研究の環境を生みだし、人を育てる福岡市の持続的な成長に資する新たな活力・交流を生み出すまちづくりの方針将来構想方針3災害に強い地理的条件を生かすとともに、周辺の高度医療施設や生活利便施設の集積、交通アクセスの良さなどの高い利便性を生かして、だれもが安全・安心・快適で健やかに暮らすことができるまちを目指します。【導入機能】① 災害に対応できる防災活動の場の創出② 九州大学病院等の立地を生かした医療・福祉・健康づくり環境の充実③ 交通アクセス性などのポテンシャルを生かした快適な居住環境の創出高度医療施設の立地や高い利便性を生かして、安全・安心・快適で健やかに暮らす方針4千年以上の歴史を誇る筥崎宮や旧箱崎宿の町家、百年の時を刻んだ箱崎キャンパスなど、箱崎のまち全体が有する「まちの生い立ちの継承」「九州大学の近代建築物の活用の検討」を進め、歴史文化資源を大切にするまちを目指します。【導入機能】① 周辺の歴史文化資源と連携するなど、まちの生い立ちを継承② 九州大学の歴史文化資源の活用千年のまち、大学百年の歴史文化資源を大切にする方針5地域の貴重な緑の空間であるキャンパス内の既存樹木を生かすとともに、九州大学の先進的な環境技術を活用し、「低炭素」で「水や資源を生かした循環型社会の形成」や「緑・水辺との共生」を進め、環境と共生し、持続可能なまちの形成を目指します。【導入機能】① 低炭素なまちの創造② 水や資源を生かすまちの創造③ 箱崎キャンパスとその周辺にある緑・水辺と共生するまちの創造次世代の環境技術と豊かな緑を生かして環境と共生し、持続可能なまちをつくる【箱崎キャンパス地区全体】□新しく生まれ変わる箱崎キャンパス地区の 「顔」となる駅周辺地域■都市基盤整備の考え方■土地利用の考え方《跡地利用にあたって踏まえるべき視点》26 Kyushu University Campus Magazine_2013.3

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