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平成25年1月17日(木)、早稲田大学において本学国際化学生委員会主催の大学国際化トーク・フォーラム「理想のキャンパスを作ろう!」を開催しました。 本フォーラムは、早稲田大学国際コミュニティセンターの協力の下、学生の視点から大学の国際化事情に関する情報交換、ならびに学生間のネットワーク構築を目的として、学生主導で企画・実施され、本学を含む7大学(筑波大学、東京大学、慶応義塾大学、上智大学、明治大学、早稲田大学、九州大学)から40名の学生(日本人学生24人、留学生16人)が参加しました。 参加7大学学生代表者による、「優れた国際化の取組事例」についてのパネルディスカッションの後、国際化された大学のグランドデザインを描くことを目的に、施設、サービス、国際交流活動・イベント等のテーマ毎にグループに分かれ、ブレインストーミングを行いました。グループワークの成果発表に引き続き、本学生物資源環境科学府博士課程3年のAbiodun Moses Olabiyiさんが、「学生の描く理想のキャンパス像」について総括し、盛況のうちに閉会しました。 フォーラム終了後には懇親会を行い、よりインフォーマルな雰囲気の中、参加学生は大学の枠を超えたネットワーキングの機会を得ました。※国際化学生委員会:本学グローバル30プロジェクトによる取組の一環として設置した委員会で、学生委員(日本人学生及び留学生)と教員委員から成り、日本人学生と留学生との交流を促進し、本学の国際化を図るための活動や検討を行っています。 平成25年1月26日(土)、箱崎キャンパスの創立五十周年記念講堂で、分かりやすいニュース解説でおなじみのジャーナリスト池上彰さんをお招きし、「何のために学び、何のために伝えるのか」と題したフォーラムを開催しました。 第1部では、東京工業大学リベラルアーツセンター教授として教壇に立つエピソードも交えながら、文系理系を問わず幅広く教養を身につけることの大切さ、既存の枠組みにとらわれることなく自ら問いを立てることの重要さについてご講演いただきました。 第2部では、21世紀プログラムの学生6名が登壇し、池上氏とのディスカッションに挑みました。学生からのどの質問にも切れのよい的確なアドバイスをいただき、時折「そんなことは自分で考えなさい」と手厳しく切り返しつつ、「そうやって悩み、迷うのが大学生の姿」と叱咤激励されました。 フォーラムには、市民も含め約1800人が参加。九州大学をはじめ近隣の大学生、高校生が半数を占め、池上氏ご自身の体験と深い洞察に基づく分かりやすいお話に、みな真剣に耳を傾けていました。 「社会に出てもあらゆるところで学ぶことができる。学ぶことの喜びを知り、生涯学び続けてほしい」というメッセージで、2時間半のフォーラムは締めくくられました。池上彰氏の講演・学生とのディスカッションを開催池上彰氏による講演の様子大勢の聴衆で埋め尽くされた会場の様子21世紀プログラムの学生とのパネルディスカッションの様子学生の視点から大学の国際化を考える大学国際化トーク・フォーラムを開催司会を務めた大島怜子さん(21世紀プログラム課程4年)パネルディスカッションの様子フォーラム後の懇親会※Kyushu University Campus Magazine_2013.3 27

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