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平成25年2月4日(月)から6日(水)まで、本学西新プラザにおいて、「アジア太平洋EUセンター 大学院生国際会議(Asia Pacific EU Centre Graduate Students Conference)」が、EUインスティテュート・イン・ジャパン・九州(EUIJ九州)の主催により開催されました。この会議は、アジア太平洋地域の大学に設置されているEUセンター(EUの出資により設置された、非EU諸国におけるEU研究・情報発信の拠点)が、大学院生の国際会議での発表の場の提供と、域内の研究者間のネットワーク形成を目的として、輪番で開催しています。 韓国、台湾、香港、マカオ、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの7か国・地域と、日本国内の4つのEUインスティテュートから、合計30名の大学院生が、EU駐日代表部フィロン参事官および17名の教員とともに福岡で顔を合わせ、2日間にわたって英語で研究成果の発表と議論を行い、交流を深めました。 会議のメイントピックは、「Achievements, Lessons and Challenges of the EU」。その下で、①Economics②Law & Politics ③History & Cultureの3つの分科会に分かれて、参加した院生たちにより日頃の研究成果が報告され、質疑応答も活発でした。それぞれの分科会での審査にもとづいて、分科会ごとに、1名のBest Presentation賞と2名のHonourable Mention(特別賞)が授与されました。3日目にはCity Tourプログラムとして、太宰府天満宮を訪れました。 参加者からは、「同じ興味や関心を持つ、バックグラウンドの違う学生と交流する機会を持てたことは、非常に大きな刺激と財産になった」という声が多く聞かれ、学生相互のグローバルなネットワーク形成の場を提供する機会となりました。「アジア太平洋EUセンター大学院生国際会議」を開催Asia Pacific EU Centre Graduate Students Conference 平成25年2月20日(水)、農学研究院、生物資源環境科学府、農学部は、熊本県農林水産部との間で学術交流協定を締結しました。この協定は、本学農学研究院等と熊本県との組織的な連携・交流により、地域が抱える課題解決に向けた研究の展開、学生派遣や研究資料の相互提供などを進めることを目的としたもので、箱崎キャンパスで行われた調印式では、吉村淳農学研究院長と福島淳熊本県農林水産部長が協定書を取り交わし、今後の連携・協力を約束しました。 また、2月22日(金)には、福岡県大川市との間で協力協定を締結しました。この協定は、大川市の家具産業をはじめとする産業界、行政活動の活性化や、農業、水産業、木工業、食品製造、環境、教育などに関する地域的課題の解決のため、農学研究院における研究を社会に貢献できる応用研究へと発展させることを目的としたもので、吉村農学研究院長と植木光治大川市長との間で協定書を取り交わしました。 いずれの協定も本学と地域との連携・交流の推進を図るものであり、本学における教育・研究にとって、たいへん有意義なものです。農学研究院等が熊本県農林水産部、大川市と協定を締結学術交流協定に調印した福島熊本県農林水産部長(左)と吉村農学研究院長(右)協力協定に調印した植木大川市長(左)と吉村農学研究院長(右)Kyushu University Campus Magazine_2013.3 29

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