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本学とKLMオランダ航空は、福岡とオランダ・アムステルダムを結ぶ初の定期直行便が就航し、初フライトが福岡に到着した平成25年4月4日(木)にパートナーシップ協定を締結しました。 調印式では、関係者が見守る中、有川節夫総長とピーター・エルバースKLMオランダ航空代表取締役兼最高執行責任者(COO)が協定書に調印しました。 本協定の締結は、本学とKLM双方に有益な、質の高い教育的社会貢献を行うことを目的とするものです。 これにより、本学学生がオランダやヨーロッパ各国に視野を向け、幅広い知識や教養を身につける機会を得て、九州とオランダ、九州とヨーロッパとのより堅固な関係を維持する役目を担えるような人材へと育つことが期待されます。 具体的な取組としては、KLMオランダ航空が本学の学生をインターンシップ生として受け入れることや、本学とKLMオランダ航空が協働し、本学の学生を対象として、オランダまたはヨーロッパに関連するテーマによる研究レポートを募集するコンペティションなどを実施します。 本協定の期間は1年間となっていますが、今後は双方の協議・合意に基づき、更に期間を延長し、内容の充実に努めていく予定であり、よりよい協力関係を発展させていきます。KLMオランダ航空とパートナーシップ協定を締結 本学と高エネルギー加速器研究機構は、平成25年5月16日(木)に連携・協力に関する協定書の調印式を行いました。 平成21年4月に同機構物質構造科学研究所との間に締結した協定に基づく中性子科学研究を中心とした連携・協力に始まり、ILC(次世代加速器・国際リニアコライダー)計画の推進、CERN(欧州合同原子核研究機関)におけるアトラス実験(陽子衝突実験)の実施、FFAG(固定磁場強収束)加速器の高度化研究の実施等において、両者は相互に協力関係を築いてきました。こうした連携の実績を踏まえ、今回、本学と同機構との間で、組織対応型連携に拡張した協定の締結に至ったものです。 調印式には、同機構から鈴木厚人機構長、岡田安弘理事が出席し、本学からは有川節夫総長、安浦寛人理事・副学長、川越清以先端素粒子物理研究センター長、荒殿誠大学院理学研究院長が出席しました。 協定締結後、有川総長が「現在、加速器科学は、ILC計画やヒッグス粒子の発見等で非常に注目を集めている分野。今回の協定締結は両者にとって大変意義深いものであるとともに、加速器研究及び素粒子・原子核研究を一層推進し、国家的な技術力の向上につながるものと期待する」と述べ、鈴木機構長が「当研究機構の専門技術をあらゆる研究分野で利用してほしい」と語られました。 今回の協定を契機に、本学と同機構は、これまで共に推進してきた活動をより円滑に充実させるとともに、今後は様々な分野の研究に取り組み、より良い協力関係を発展させていきます。高エネルギー加速器研究機構と連携・協力協定を締結協定書を取り交わすピーター・エルバースCOO(左)と有川総長(右)調印式後の記念撮影記者を前に説明する有川総長協定書を取り交わす有川総長(左)と鈴木機構長(右)Kyushu University Campus Magazine_2013.5 19

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