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「九州大学医学部弓道部は、今回の助成金を受けることで十本もの弓を購入させていただきました。 九州大学基金は、百年記念事業募金にて九州大学を応援してくださる皆様方からのご寄附を基に創設されたということをお聞きしました。基金の関係者各位はもちろんのことですが、まずはご寄附をしてくださった皆様方に、謹んでお礼申し上げます。 医学部弓道部には例年では7〜9人ほどの新入生が入部してくるのですが、平成24年度には15人もの新入生が入部してくれました。しかし、新入生はすぐに弓を引けるというわけではありません。まずは、弓を引く「型」を憶えてもらい、その後ゴムを引いて筋力をつけてもらいます。これらの練習を1〜2ヶ月行ったあと、ようやく新入生は弓に触れることができます。ただし、一口に弓といっても、実際には様々な種類、そして様々な強さの弓が存在します。新入生にとって特に重要なのは弓の強さであり、あまりにも強い弓を最初から引くとせっかく憶えた「型」が崩れたり、体を壊す原因となったりしてしまいます。そこで自分の体に適した強さの弓を扱えるようになるために、新入生は最初は弱い弓で練習を重ね、時間をかけて徐々に強い弓を使うようになっていきます。 右記の弓の修練の性質上、部活動という限られた期間の中で部員は複数の弓を使うことになります。弓一本一本は個人で買えないほど高価というわけではありませんが、決して安価でもありません。そのため個人で購入するのは、最終的に使用する強い弓一本ということがほとんどです。そこで部員の射技の更なる向上を目的として、今回の助成金では新入生でも安心して使えるような弱めの弓を多く購入させていただきました。このことに対して、九州大学基金支援助成事業に改めて感謝の意を表します。 これから、また新たな新入生たちが部活に入部してきます。今回購入させていただいた弓を有効に活用して、部員の射技を向上させ大会においても良い成績が残せるよう頑張らせていただきますので、これからもご支援とご声援のほどよろしくお願い致します。」 団旗は、応援団の象徴であると共に、大学の象徴でもあると感じています。この度、九州大学基金支援助成事業の助成を受け、新たな九州大学の象徴として団旗を製作できたことを大変喜ばしく思います。更なる発展、繁栄を遂げる九州大学の恒久の象徴として、また創立50周年を迎えた九州大学応援団の旗印として末永く掲げ続けて参ります。今後共、ご支援ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。押忍。」■医学部弓道部九州山口医科学生大会の女子個人戦4位の射。九州山口医科学生大会において、団体戦ではコメディカルが3位に入賞、個人戦では新2年生の女子が4位に入賞しました。進水式で帆走する新艇「飛燕」ホームの地で圧勝、七大戦3連覇を達成しました。■ヨット部 「この度、九州大学体育総務ヨット部は、九州大学基金支援助成事業の助成金を受けて、国際470級の新艇を購入いたしました。 九州大学基金は、九州大学創立百周年記念事業として、卒業生、教職員、企業・団体等からの寄附金によって創設されたもので、平成24年度から開始された支援助成事業により新艇購入の助成を受けました。 ここに新艇購入のご報告を申し上げますとともに、九州大学基金の関係各位をはじめ、基金の創設にご支援、ご寄附をいただいた多くの方々に対し、謹んで感謝の意を表します。 七大戦を三週間後に控えた六月中旬、多くの部員、ヨット部関係者の方々が見守る中、盛大な進水式が行われ、艇名を「飛燕(ひえん)」と発表されました。 そして迎えた、新艇「飛燕」のデビュー戦でもある、第51回全国七大学総合体育大会。 九州大学ヨット部は、個人成績を見ても上位独占、全ての級で他大学を圧倒しての優勝という輝かしい成績を挙げることができました。また、これで2010年から積み上げてきた、七大戦連勝記録を「3」に伸ばしました。 ヨットは大変高価なため、なかなか学生の力だけでは購入することが難しいのですが、今回のように九州大学基金支援助成事業からの助成を受け、新艇を購入できたことに対し、誠に感謝申し上げます。 おかげさまで七大戦において、記録的な成績を残すことができました。 これから10月下旬に開催される全日本インカレにおける「入賞」という目標達成に向けて「飛燕」と共に戦って行きますので、これからも末永くご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。」Kyushu University Campus Magazine_2013.5 27

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