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TOPICS 平成25年7月5日(金)、第49回献血運動推進全国大会のご臨席を、併せて地方事情をご視察のため福岡県へ行啓された皇太子殿下が、久山町ヘルスC&Cセンター(福岡県糟屋郡久山町)をご視察になりました。 本学医学部では、昭和36年より、久山町に町ぐるみでご協力いただき、地域住民を対象とした脳卒中の実態調査を行っています。この生活習慣病予防健診の実施、追跡調査、病理解剖による原因究明を行うという臨床疫学研究は、非常に精度が高く、「久山町研究」として世界的に高い評価を得ているもので、疾患の予防に関わる健康管理、健康増進にも寄与しています。 この「久山町研究」の概要について、同センターにおいて、清原裕本学医学研究院教授よりご説明を受けられた殿下は、その後、センター内で行われていた生活習慣病予防検診の様子等をご覧になり、関係者からのご説明を受けられました。殿下は、それぞれの説明に対して熱心にご質問され、受診している住民の方々にお声をかけられました。 また、同日、福岡国際会議場(福岡市博多区)にて開催された「第49回献血運動推進全国大会」においては、殿下ご臨席のもと、本学の長年に渡る献血運動への協力が高く評価され、厚生労働大臣表彰を受賞、本学を代表して有川節夫総長に表彰状が授与されました。 皇太子殿下におかれましては、昨年10月には本学伊都キャンパスをご訪問され、本学の研究施設をご視察されています。皇太子殿下が「久山町研究」をご視察久山町ヘルスC&Cセンターで「久山町研究」の一環でもある生活習慣病予防検診をご視察される皇太子殿下秋葉賢也厚生労働副大臣より表彰状を授与される有川総長(左)久山町ヘルスC&Cセンターで清原教授らに出迎えられる皇太子殿下Kyushu University Campus Magazine_2013.7 23

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