http://www.kyushu-u.ac.jp-kyudaikoho_89
15/32

室井 そのかわり秋から春までは大会も無くて、平日はもうここに来ることはないので、その時はボート漕ぎたいなって思うくらいです。―今回の『躍動』では特別編として、OB会の阿部会長のお話も伺っています。皆さん阿部会長にお会いしたことはありますか?室井 OB会の集まりでお会いしたり、大会で私たち現役の様子を見にお越しくださったりということがあります。―新艇庫はOB会の皆様のご尽力によって建てられたそうですが、OBさんとの関わりはどのようなものですか?赤山 たまにOBさんがここ(艇庫)にボートを漕ぎにいらっしゃったり……。室井 社会人の大会があるのでそれを目指して練習されることとかもありますね。片桐亮汰 OBさんからアドバイスを頂くこともありますよ。片桐悠 漕艇部の活動はOBさんありきですね。試合の後などにお会いすることが多いです。―艇庫が新しくなってさらに居心地良くなりましたか?片桐悠 はい、もちろん。いい艇庫ですね。―ゆくゆくは皆さんもOB・OGになって恩返しを、という思いはありますか?片桐亮汰 そうですね。やっぱり、いただいている分ぐらいは返さなきゃいけないな、という気持ちはあります。―インタビューをしていて、皆さんの仲が良さそうな感じがすごく伝わってきます。片桐悠 人が少ないから(笑)。余計仲良くなれるっていうのはあります。片桐亮汰 アットホームな感じがあります。皆がいるここがおうち、みたいな。片桐悠 自分のおうちよりもここで暮らしている時間のほうが長い人もいますね、多分(笑)。―その他の魅力も教えてください。片桐亮汰 漕艇部に入って、いろんな人と関わったな、というのはありますね。片桐悠 私は、毎日忙しくていいなって思いました。朝、練習が始まって、空いた時間で遊んで、すごく充実してるなあと、いつも思います。片桐亮汰 「練習・学校・バイト」みたいな感じで、一日が充実していますね。室井 今まで球技とかが苦手で、中学・高校時代であんまり成果を出したことがない学生でも、全国レベルで入賞するというのが結構ボートではあるんですよ。だから、中学・高校で運動部に入ったことがない人でも、大学に入ったらゼロからのスタートラインで優勝を目指せるのが、ボートのすごく楽しいところだなと思います。片桐亮汰 ボートは競技も特殊というか、関わったことがない人が多いだろうし、生活パターンとかもすごく特殊で、「変わりたい」じゃないですけど、なんていうのかな……違うこと始めたいなら、他とは違う漕艇部に来てほしいなと思いますね。ボートの長さは写真の2人乗りでも9.5m! 8人乗りになると18mになるのだ左から室井信人さん、片桐悠さん、片桐亮汰さん、赤山啓太さん繋がりは世代を越えて未来の九大生へこの〝おうち〟ボート部の1日~休日編~朝が早いのは、海の荒れに左右されない環境で練習するため。前日から艇庫に泊まる人が多い。朝練習開始、ミーティング7:00上級生は午後の練習開始12:30朝が早いだけに終了も早い。練習終了14:00艇庫の一階部分にボートを片付け。乗艇終了、片付け9:00マネージャーがつくった食事を艇庫の2階にて皆でいただく。エッセン(ドイツ語で食事)10:00解散/お昼寝1年生は解散、上級生は休憩を取り午後に備える。11:0014  Kyushu University Campus Magazine_2013.9

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です