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平成25年7月29日(月)、マハティール・ビン・モハマド元マレーシア首相が、先端科学研究の現場視察として、伊都キャンパスの水素関連施設をご訪問されました。 水素エネルギー国際研究センターでは、佐々木一成センター長より本学の水素プロジェクトについて概要説明を受けられた後、同センターをご視察になりました。研究室ではマレーシアからの留学生より研究概要の説明を受けられ、熱心に質問されていました。 また、水素ステーションでは水素発生装置や蓄圧タンク、ディスペンサーなどを見学され、燃料電池車にも試乗されました。 続いて訪問された水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)では、杉村丈一センター長より概要説明を受けられた後、同センターをご視察になりました。 視察を終えられたマハティール元首相は、「素晴らしい最先端の研究を視察でき、水素プロジェクトについて学ぶ良い機会となった」と述べられました。 なお、今回は、第10回日本の次世代リーダー養成塾(於:福岡県宗像市)へのご出席とあわせて九州大学をご訪問されました。KYUDAIマハティール元マレーシア首相が水素関連施設をご視察水素ステーションで佐々木センター長より説明を受けるマハティール元首相HYDROGENIUSで杉村センター長より説明を受けるマハティール元首相マレーシアの留学生より説明を受けるマハティール元首相先進航空宇宙工学実験棟でのQSAT-EOS見学会にて概要説明する本学学生 平成25年8月3日(土)、伊都キャンパスの総合学習プラザ工学部大講義室において、宇宙スクール「宇宙を学ぼう」を開催しました。 このイベントは、本学出身の若田光一宇宙飛行士が、本年11月7日(予定)に4度目の宇宙飛行に挑戦し、約半年間にわたる国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の後半には、日本人初となるコマンダー(船長)として指揮を執ることを応援し、また、子どもたちに宇宙に対する興味や関心を促すことを目的として開催したものです。約220名の子どもたちとその保護者の皆さんで満席となった会場では、福岡県青少年アンビシャス運動応援大使でもある若田宇宙飛行士からのビデオメッセージ上映の後、若田宇宙飛行士の指導、訓練なども行った有人宇宙システム㈱(JAMSS)宇宙管制室指揮官 熊谷亮一氏からご講演いただきました。 「宇宙飛行士になるためにはどんな訓練をしているの?」「宇宙ってどんなところ?」などについての約1時間の講演の後、子どもたちからは「オーロラは何色ですか?」「宇宙ではどのようにして寝るのですか?」など30分にも及ぶ多くの質問もあり、熱気あふれる講演会となりました。  講演会の後は、先進航空宇宙工学実験棟にある「超小型衛星QSAT‒EOS」の見学会を実施しました。工学研究院航空宇宙工学部門の麻生茂教授と実際に開発に携わった学生らによる説明に参加者は熱心に耳を傾けていました。また、今回のイベントでは、子どもたちからの「若田宇宙飛行士への応援メッセージ」も受け付け、集まった222の応援メッセージが若田宇宙飛行士へ届けられます。 宇宙スクール「宇宙を学ぼう」を開催有人宇宙システム(株)JAMSS 熊谷亮一氏臨場感あふれる映像による説明の講演会風景Kyushu University Campus Magazine_2013.9  17

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