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―九混の簡単な紹介をお願いします。早川 正式名称を「九大混声合唱団」といい、1963年に発足したので今年でちょうど50周年です。毎年12月に定期演奏会を催しますが、今年は第50回記念になります。―合唱を始めた、もしくは九混に入ったきっかけは?木下 私は小学生の頃から始めました。中学校・高校でも続けて、今では人生の半分は合唱していることになりますね。森田 もともと吹奏楽をやっていましたが、入学式で聴いた九混に感銘して、音楽をするならココだ!と。高野 僕は大学から始めたのですが、実は合唱をしたかったわけではないんです。しかし、新歓で出会った先輩たちが面白くて、今では病的に打ち込んでいますね。早川 大学では、中学生のときにやっていた吹奏楽に戻るつもりだったんですけど、個性豊かな人に囲まれて、すぐに九混が好きになりました。―面白い先輩との出会いが大きなポイントですね?木下 そうですね。いろいろな個性をみんなが受け入れるから、個性がさらに加速して進化してしまいます(笑)。―合唱より人に魅せられた学生が多いみたいですね。新入生はいつごろから、どのような練習をするのですか? 早川 入団は6月ですが、新歓期から練習やパート分けをする新入生もいます。木下 最初は地声の新入生が多いですが、8月の県大会では、ほぼみんな合唱の声を習得しています。高野 でも、初心者が多い男子には楽譜を読めない人がいて、音階の違いなどを教えてから発声の練習に移ります。最初は言葉で言っても難しいので、とにかく先輩や周りの声を聴いて真似させます。―ずばり合唱の魅力は?木下 みんなでひとつのものをつくる、同じ方向に向かう、文字通り息を合わせる、そしてそれを洗練させて歌う達成感、これですね。空気を共有している感じがあって、とても居心地がいいんですよ。早川 ハーモニーを作り出せた瞬間が楽しくて、やめられないです。大学の合唱サークルにどんなイメージを持っていますか?小、中学校で合唱自体は経験したけれど、それと大学の合唱はどう違うのか想像しがたい……。そう思う方が多いのではないでしょうか。今回の躍動では創立50周年を迎えた「九大混声合唱団」(以下、九混)の皆さんのお話しを通して、目標に向かって全員で努力する姿、熱い思い、そして大学合唱の魅力をお届けします。部員129名■ソプラノ:33名、アルト:27名、 テナー:31名、ベース:38名活動日・場所■火・木 18:30~20:30■土  10:00~12:40課外活動施設(箱崎)、学生支援施設等(伊都)にて問い合わせ先 q_kon_renraku@yahoo.co.jpWebサイト http://music.geocities.jp/q_kon_love/Twitter @Qkon_chorus2013.10.10時点九混=面白い人?100人超でつくるハーモニーひとつのハーモニー九大混声合唱団\学生サークルの活躍を紹介/[取材協力] 早川 萌さん  代表       理学部3年木下恵里さん  学生指揮者    文学部3年高野瑞己さん  パートリーダー(ベース)工学部3年森田健太郎さん 外務委員長    芸術工学部3年〈左記、敬称略〉 左から木下さん、早川さん、森田さん、高野さんはやかわ  めいきのした えりたかの みずきもりた けんたろうKyushu University Campus Magazine_2013.11  13

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