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問題解決型共同研究の現場での実践経験国際科学プログラムとの連携、リーダーシップの体験屋久シカの増加による農作物被害や森林被害、生態系への影響について現地で説明を受けるプログラム学生ら 環境・災害・健康・統治・人間という5つの重要課題に対応する教育研究ユニットを、企業・行政・国際機関と構築し、専門分野の枠を超えたグローバルな教育研究指導体制で学生の指導を行います。 カンボジアの持続的森林利用、国際災害調査、バングラデシュの疾病管理、地方自治のガバナンスなど、国内外での現場経験を積みながら、問題解決型の科学を実践的に学びます。 自然科学・社会科学の連携を通じて地球の持続可能性科学を構築し、地球規模の諸問題の解決に貢献することを目標とする「Future Earth」などの国際科学プログラムと連携し、学生に国際事業・計画に参加する機会を提供して、新たな持続可能性科学の構築という科学の国際的な転換点を共体験しながら、時代に即したグローバルな視点を体得させます。 また、人を動かす経験を通じてリーダーの指導力を育成するため、学年リーダー、モジュールリーダー、あるいは組織研修ワークショップの実行委員などを通じて、実際に総勢100名を動かす経験をさせます。その過程をビデオ記録にとって、リーダーに必要な資質がどれだけ伸びたかも評価します。 「持続可能な社会を拓く決断科学大学院プログラム」は、全学的な協働体制のもと12月から本格的な活動を開始しています。 現場での実践経験を通じて時代を牽引するグローバルリーダーの育成を目指す本プログラムへの意欲のある学生の挑戦を待っています。﹇学生募集予定人数﹈ 20名/年﹇参画学府・専攻等﹈ 17学府・54専攻﹇連携・協力企業、自治体等﹈富士通(株)/京セラ(株)/三菱商事(株)/トヨタ自動車(株)/(一社)コンサベーション・インターナショナル・ジャパン/九州旅客鉄道(株)/(株)日立製作所/(株)野村総合研究所/(株)建設技術研究所/合同会社カルナヘルスサポート/福岡県/福岡市/糸島市/唐津市持続可能な社会を拓く決断科学大学院プログラムhttp://ketsudan.kyushu-u.ac.jp/Webサイト16  Kyushu University Campus Magazine_2014.1クローズアップ❶

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