http://www.kyushu-u.ac.jp-kyudaikoho_92
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カリキュラムは、各学部の学位プログラムと整合し、一貫したデザインの中で実施されます。また、異分野間の知の交流(学部混成授業)、少人数教育、課題解決・発想対話型授業、学修過程重視、授業前・授業後学習の重視などの仕掛けにより、学生をアクティブ・ラーナーへといざないます。 九州大学は、基幹教育を俯瞰し、基幹教育カリキュラムを実施する責任母体として、平成23年10月に基幹教育院を設置しました。 基幹教育院には、研究能力に優れ、豊かな国際経験を持ち、教育に情熱を傾ける多彩な教員が配置されており、基幹教育カリキュラムの実施において中心的な役割を果たすとともに、大学全体の基幹教育マネジメントを行います。また九州大学は、総合大学としてあらゆる領域において卓越した力量を持つ研究者を有しています。基幹教育カリキュラムは基幹教育院の教員のみで実施されるのではなく、「全学出動体制」として、九州大学の全教員の英知を総動員して行われます。このことが、質が高く幅の広い視野を持った教育を実現し、初年次教育と専門教育とのスムーズな連携を生み出していきます。 日本の高等教育をリードすべく、九州大学の「新たな挑戦」が始まります。九州大学基幹教育院http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/Webサイト24  Kyushu University Campus Magazine_2014.3クローズアップ❶基幹教育院※1鋭敏な問題意識・好奇心課題を発見し、解決を導く知教科教育知識や感性、ものの見方・考え方の枝葉を伸ばしていく豊かな教養を吸収してしっかりとした根を張る生涯にわたって学び続けるための強靭な幹を形成していく※2新たな学問分野の開拓※3骨太のリーダーの育成鋭敏な問題意識・好奇心 ※1 学問の世界だけでなく、社会の課題に対しても、自ら問いを生成し失敗を怖れず主体的に取り組む学びを習慣化することで、学生は何事に対しても鋭敏な課題意識や好奇心をもつようになる。新たな学問分野の開拓 ※2 専門性を深め、多彩な知の遠近法を学び、真理探究の喜びを味わうことで、新たな挑戦心が芽生える。学生は既成の枠組みや考えを超えた学問分野の開拓に努力するようになる。骨太のリーダーの育成 ※3 異なる知が交流する対話型の学びや“躓きや失敗”体験を新たな知の起源とする学修過程重視の教育により、学生は、差異を認め、豊かな感性と強靭な行動力をもつ骨太のリーダーとして育つ。基幹教育による学習者の成長モデル基幹教育カリキュラムの構成学びに広さと深さを加える基幹教育科目言語文化科目健康・スポーツ科目総合科目専攻教育高年次基幹教育科目 知の深化をはかる大学院教育基幹教育セミナー課題協学科目文系ディシプリン科目理系ディシプリン科目知の世界を広げ、学びを豊かにする学びの基幹を育む専門の核となるディシプリンを磨く

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