九大広報Vol.93 page 2/36

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九大広報Vol.93

Column歴史散策?Kyudai History Stroll工学部旧本館の建築九州大学工学部の最初の本館は1914（大正３）年３月に竣工したが、1923（大正12）年12月の火災により焼失した。箱崎キャンパスに現存する工学部旧本館は、その跡地に建設されたもので、1928（昭和３）年11月に起工し、２年後の1930（昭和５）年11月に竣工した。鉄筋コンクリート３階建、一部地階、中央に塔屋を持つ。建坪922坪、延坪3,315坪。設計は当時の建築課長倉田謙によるもので、倉田はこの本館のほか、旧法文学部本館や病院キャンパスの基礎研究Ａ棟等の設計も担当した。写真は特徴ある外観が出来上がっているので、1930（昭和５）年初夏の頃のものであろう。本学を代表する建物である工学部旧本館建築中の珍しい写真である。（大学文書館教授折田悦郎）KYUSHU UNIVERSITY CAMPUS MAGAZINEContents05 MAY. 2014 EDITION vol.9302平成25年度学位記授与式／平成26年度入学式を挙行03【インタビューシリーズ・九大人】小林晶日仏整形外科学会会長福岡日仏協会会長07【シリーズ研究・フロントランナー】山本直嗣総合理工学研究院エネルギー理工学部門准教授11【新しき挑戦者たち】熊添基文農学研究院日本学術振興会特別研究員-ＰＤ13【躍動】サークル紹介放送研究会15九大生が案内する世界のキャンパス16受賞のお知らせ／ようこそ九州大学へ17クローズアップクローズアップ1九州大学法学部GVプログラム設置クローズアップ2経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援事業22 TOPICS椎木講堂こけら落とし演奏会を挙行平成26年度開学記念行事を開催23 KYUDAI NEWS!28九州大学基金1329同窓会だより経済学部同窓会関西支部総会富士通松原会総会在京親和会総会九州大学学生寮同窓会30周年記念祝賀会の開催について31新聞で報道された九州大学33告知板九州大学オープンキャンパス2014九州大学応用力学研究所RIAMフォーラムのご案内健全で快適なキャンパス環境をめざして34編集後記表紙について伊都キャンパスセンターゾーンに完成し、2014年3月4日（火）に落成式が行われた「椎木講堂」。最大約3,000人が収容できるメインホールは、大規模な学内行事をはじめ、講演会や演奏会に活用され、教育・文化の新しい拠点となっていくでしょう。ホールの客席には、九州大学のシンボルカラーが用いられており、落ち着いた雰囲気の中に、百年の歴史の重みを感じさせるものになっています。関連記事Ｐ22編集・発行九州大学広報専門委員会事務九州大学広報室住所〒819-0395福岡市西区元岡744TEL092-802-2130ＦＡＸ092-802-2139E-mailkoho@jimu.kyushu-u.ac.jpURLhttp://www.kyushu-u.ac.jp/印刷城島印刷株式会社編集協力取材：藤浦一都撮影：今村成明◎お読みになってのご感想やご意見をお待ちしています。◎本誌記事を転載する場合は、事前に九州大学広報室までご連絡願います。◎「九大広報」は九州大学Webサイトでもお読みいただくことができます。◎次号は、2014年7月発行予定です。KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2014.05 01