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概要

九大広報Vol.95

「オリジナル」がポリシーです。活動内容を教えてください。酒井:静止画、動画などを中心に自由な発想での「ものづくり」を行うサークルです。個人制作が主ですが、気の合う仲間と一緒に制作したり、コンペに出したりして日々自分を高めています。また、月ごとに上映会などのイベントや九大祭、芸工祭での展示もしています。サークルとして、制作に際してこだわっていることはありますか?濱元:すべての作品を完全オリジナルで作る、ということです。酒井:インターネット上にある、誰かが作ったモデルやフリー素材は簡単に入手できますが、そういったものは一切使わずに、自分たちで一から新しいものを作っていきます。制作にはどれくらいの期間がかかるのですか?吉田:僕は映像を作っていますが、30秒の作品を作るのに1カ月半もかかったことがあります。酒井:僕は6人で協力して、2週間で映像作品を作ったこともありました。この時は「雲をアニメーションで動かす」という一番やりたいことをもとに、僕が背景を描いて、友達にキャラクターを描いてもらいました。縦の繋がりが強いです。制作の技術はどのように習得するのですか?吉田:先輩から教えていただくことが多いです。以前、僕は鉛筆画を描いていましたが、先輩から「君の絵は3Dで動かしたら面白くなるよ」とアドバイスを頂き、それから先輩に教えてもらいながら3Dをやるようになりました。今では3D、CG方面で就職したいなと思っています。先輩との繋がりが強く影響するんですね。吉田:多分あると思います。絵の方も3Dを教えてもらった先輩に強く影響されています。酒井:クリエイティブな方面で活躍されている先輩がたくさんいらっしゃいますので、そういった方の制作のお手伝いをさせていただくこともあり、とても勉強になります。今でも初代の部長さんとも繋がりがあり、「人脈は大事だぞ」とのお言葉を頂いています。また、3DやCGに関しては得意な先輩が後輩に教え、高い技術を引き継いでいます。もちろん同級生同士で教え合うこともあります。僕は一度3D技術を勉強しましたが上手くいかず、その後3Dを使った作品を作る際、吉田君から教えてもらい、技術を習得しました。▲自分の作品を持っての1枚。 少し恥ずかしそうです。ANIMAProduction人に寄り添う、オリジナルのものづくりを極めています。福岡市南区にある大橋キャンパスには、プロ顔負けの制作技術と作品への熱い思いを持ち、日々もの作りに取り組む学生たちがいます。その名も、ANIMA Production。今回の「動」では、ANIMA Production の活動内容に迫ります。躍動【取材協力】部長酒井進也さん芸術工学部3年動画班吉田惇之介さん芸術工学部3年静止画班濱元茜さん芸術工学部3年サークル紹介KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2014.09 15