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概要

九大広報Vol.95

キャンパス及びその周辺は、糸島半島を圏域とする九州大学学術研究都市の核として、学生や研究者などが、新たな知を創造し、発信する、研究開発拠点の形成を図る地区」としています。 また、糸島市は、「都市と農山漁村が共存・持続するまち」を目指し、伊都キャンパス周辺を連携地域と位置づけて、伊都キャンパス西側周辺、西九州自動車道前原IC周辺、二丈武・二丈松国地区を、九州大学の研究活動に関連する企業や研究所、学生、教職員の住居、レクリエーション施設などを誘致・誘導する地域としています。伊都キャンパスの原点「新キャンパスの基本的考え方」 九州大学では、「国際的・先端的研究・教育拠点の形成」と「自律的に変革し、活力を維持し続ける社会に開かれた大学の構築」を目指す大学に相応しい研究・教育施設を整備するため、5項目を「新キャンパスの基本的考え方」(平成10年5月)に掲げ、キャンパス計画の拠り所としてきました。マスタープラン2001では、これを受け、9項目のキャンパス像と9項目の全体計画の目標を設定しました。これらは、フレームワークプラン2014でそのまま受け継がれています。4 建築の進む伊都キャンパス(2014年3月)(1) センター・オブ・エクセレンスに相応しい研究・教育施設の整備(2) 環境と共生する未来型キャンパスの創造(3) 地域に開かれた魅力的なキャンパス生活の創造(4) 新しい学術研究都市の核となるキャンパスづくりと地域連携の推進(5) キャンパス間の連携に配慮した新キャンパスの創造(1) 連携と競争を尊重する知的創造のフロンティア(2) 最新・最先端の知的情報を世界へ発信し続ける情報ステーション(3) 地域および世界に開かれた科学技術と知的交流のセンター(4) 地域と世代を越えた友好のコミュニティ(5) 地域の経済と産業のエンジン(6) 新たなチャレンジと試行の実験都市(7) 芸術、文化、歴史、伝統、知的活動成果の蓄積と継承の拠点(8) 美しさと快適さを内包する風格あるシンボル(9) 学生生活の観点を重視した賑わいと憩いの共存するアメニティ空間(1) 学府・研究院制度の理念を実現する空間構成とその管理・運営の確立(2) 東西骨格に支えられる総合大学としての一体的な研究・教育環境の構築(3) 経営を視野に入れた産学・地域連携と国際交流の拠点「タウン・オン・  キャンパス」の戦略的育成(4) 民間施設等の活用や立地誘導による研究・教育の活性化と生活支援の  促進(5) 伝統を創り出す象徴的空間と柔軟に変化・増殖する空間の共存(6) 糸島地域の悠久の歴史と自然との共生 (7) 安心・安全で快適なキャンパス環境の整備(8) 多様な技術に支えられたサステナブル・キャンパスの形成(9) 新しいシステムの創造にチャレンジする実験都市の構築新キャンパスの基本的考え方21世紀を活き続けるキャンパス像フレームワークプラン全体計画の目標22 KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2014.09