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概要

九大広報Vol.95

Webサイト 伊都新キャンパス計画?http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/ 動線幹線道路の構成 自動車の主動線となる幹線道路は、学園通り線の東西を結ぶ東西幹線およびウエスト・ゾーン西部の北ゲートと南ゲートをつなぐ南北幹線より構成します。ウエスト・ゾーンでは、アカデミック・ゾーン北側の幹線道路に加えキャンパス・コモン側の南回りルートとして、準幹線および支線を設け、ループ化することにより、利便性を確保します。公共交通 交通の利便性を確保するために、当面の公共交通システムとして、機動性の優位なバス交通を位置づけます。路線バスのキャンパス内乗り入れ、キャンパス内の循環バス、福岡市都心部からの高速バス、地域循環型バスなどの様々なバス交通による利便性の向上を図ります。また、環境にやさしく経済的な未来型交通システムの導入について、長期的な都市地域の発展を見据え、九州大学で開発・発明された技術の導入を含め、検討を進めます。駐車場・駐輪場 駐車場は、学生・教職員の 通学・通勤向けと来訪者向けの需要を想定し計画します。他のキャンパスからの利用者や、導入されるバス、未来型交通システムなどの公共交通の輸送力を考慮して、将来の拡張用地などを活用しつつ、必要最小限の駐車容量を確保します。 駐輪場は、バイク専用と自転車専用および両者の共用とし、目的に応じて適切に配置します。また、大規模な駐輪場をゲート周辺に配置し、小規模な駐輪場を施設近傍の適切な位置に配置します。 環境計画の方針 持続可能なキャンパスとするため、キャンパスの環境計画では以下のような視点が求められます。 (1)高機能・高性能・長寿命の研究教育環境(2)「学」の象徴となる空間を有するキャンパス環境(3)パブリックスペースが一体的にデザインされたキャンパス環境(4)都市・地域と連携し協奏するキャンパス環境 最高水準の研究拠点に 九州大学は、我が国を代表する基幹的総合大学として培ってきた歴史と伝統を礎に、自律的に改革を続け、教育の質を国際的に保証するとともに、常に未来の課題に挑戦する活力に満ちた最高水準の研究教育拠点となることを基本理念としています。このために、卓越した研究教育拠点を構築し維持するキャンパスが求められています。フレームワークプランを基本として、概ね15年毎のマスタープランを定めつつ、様々な知恵を結集して、キャンパスをより良いものにしていく必要があります。これにより、伊都キャンパスと九州大学学術研究都市が進化し続けることを願う次第です。678フレームワークプランの位置づけと運用フロー伊都地区フレームワークプラン201424 KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2014.09