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概要

九大広報Vol.96

KYUDAI NEWS!アジア太平洋未来研究センターと九州労働金庫が協力協定を締結KYUDAINEWS!握手を交わす松原センター長(右)と片山常務理事ベトナム料理の生春巻きに挑戦する参加者署名後、握手をする平松研究院長(右)と髙木市長 平成26年10月14日(火)、箱崎キャンパスの本部第一庁舎にて、アジア太平洋未来研究センター(CAFS:Center for Asia-Pacific Future Studies)と九州労働金庫が、産学連携による新たなビジネスモデルづくりを更に促進させるための協力協定を締結しました。 今回の協定締結は、CAFSの研究課題のひとつである「持続可能な社会のための地域ガバナンス研究」と、九州労働金庫が経営計画に掲げている福祉金融機関としての地域における持続可能なビジネスモデルづくりの観点において、両者が連携・協力し、研究や新しいビジネスモデルの構築を目指すことで双方の考えが一致したことにより実現しました。 調印式には、CAFSから松原孝俊センター長らが、九州労働金庫からは片山鉄郎常務理事らが出席しました。 調印後、松原センター長は「さまざまな地域の悩み・問題を、大学と民間の知を生かし合って成果につなげたい」と語り、片山常務理事からも「共同研究を通して新たなビジネスモデルや地域貢献について成果をまとめたい」と挨拶がありました。 今回の協定により、今後、九州労働金庫から若手社員1 名がCAFSに研究員として2年程度派遣され、共同研究に参加する予定です。 平成26年8月25日(月)、福岡市西区の北崎公民館にて、地元の方々のご協力のもと、“SCIKyu×Itoshima”プロジェクトの第一弾として、子どもたちと本学の留学生が世界の料理を一緒に作るイベントを開催しました。 九州大学国際化学生委員会(SCIKyu:Student Committee for Internationalization of KyushuUniversity)が企画した今回のイベントは、子どもたちと留学生の国際交流を兼ねて、糸島で手に入る食材を使って様々な国の料理を作ってみようという試みです。 イベント当日は、各国からの留学生、地域の子どもたちと北崎公民館の職員や主婦の方々、SCIKyuの日本人学生を含めたおよそ30人が参加し、4カ国の料理を作りました。子どもたちと留学生が協力して見慣れない世界の料理を作り、仲良く食べるという大変賑やかで楽しい会となりました。26281828261327102630262736512526農学研究院と福岡県うきは市がブドウ新品種に関する協定を締結 農学研究院と福岡県うきは市は、平成26年9月22日(月)、九州大学育成ブドウ新品種「BKシードレス」の栽培および加工に関する協定の調印式を行いました。 BKシードレスは、農学研究院の若菜章准教授らの研究グループにより育成されました。平成23年2月の品種登録後、福岡県内で現地試験栽培されていたものが好評を博したことを契機として、うきは市と栽培産地化や加工開発の連携について協議を重ねてきました。 調印式は「うきは果樹の村やまんどん」で行われ、農学研究院からは平松和昭研究院長、井上眞理副研究院長、関係教員らが、うきは市からは髙木典雄市長、吉岡慎一副市長、岩佐達郎市議会議長らが出席し、生産農家の方々が見守る中で、平松研究院長と髙木市長が協定書に署名しました。その後、若菜准教授が協定締結に至る経緯を説明し、平松研究院長、髙木市長、生産農家代表が今後の意気込みを表明しました。 試験栽培農家により生産された果実の出荷・販売は本格化しており、今後、大学での研究により育成された新品種の実用化を自治体と連携して進めるモデルケースとなることが期待されます。九州大学国際化学生委員会が、地域の子どもたちと世界の料理を一緒に作るイベントを開催KYUDAINEWS!KYUDAINEWS!※※SCIKyu…本学の日本人学生と留学生との交流を促進し、本学の国際化を図るための検討や活動を行う学生委員(日本人学生および留学生)と教員委員から成る委員会。※SCIKyu×Itoshimaプロジェクト…本年夏にSCIKyuがスタートさせた、本学学生と糸島の自治体の方々が協力して様々なイベントや交流活動を行うプロジェクト。KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2014.11 21