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概要

九大広報Vol.96

国際化拠点図書館の完成予想図上棟式の神事を行う有川総長(当時) 国際化拠点図書館(新中央図書館)の安全祈願祭、総合研究棟(理学系)の上棟式を開催KYUDAINEWS! 平成26年8月28日(木)、国際化拠点図書館新営工事の安全祈願祭を開催し、有川総長、理事、副学長、附属図書館の川本芳昭館長(いずれも当時)ほか18名が出席しました。 伊都キャンパスのイーストゾーンに建設される本施設は、「次の百年を担う図書館」を基本コンセプトとしており、多様な学修空間と学術情報資源を提供する、学修・教育・研究の基盤となります。さらに、日本人学生と留学生の交流の場となるとともに、大学の知を社会につなぐ開かれた図書館を目指します。平成28年度に部分開館予定です。 また、9月26日(金)、総合研究棟(理学系)他施設整備事業の上棟式を開催し、有川総長、理事、副学長、理学研究院の荒殿誠研究院長(いずれも当時)ら13名が出席して建物の主要な構造物の完成を祝いました。 本事業は伊都キャンパスへの統合移転事業の第3ステージにおける理学系施設の整備であり、アカデミックゾーンの骨格となります。今後、内外装工事や外構整備などを終え、平成27年10月に供用開始予定です。「九州大学・福岡県教育委員会共同開催シンポジウム」を開催KYUDAINEWS! 平成26年8月30日(土)、伊都キャンパスの椎木講堂にて、本学と福岡県教育委員会の共同開催シンポジウム「新たな未来を築くための人材育成と教育の接続」を開催しました。今回で3回目の本シンポジウムには、小・中・高等学校および大学の教育関係者や保護者など約500名が参加しました。 シンポジウムでは、日本学術振興会の安西祐一郎理事長(中央教育審議会会長)の講演に続き、毎日新聞の元村有希子編集委員(本学卒)をコーディネーターに迎え、安西理事長、福岡県立筑紫丘高等学校の上原洋祐校長、九州経済連合会の麻生泰会長(麻生セメント株式会社代表取締役社長)、基幹教育院の若山正人副学長・院長代理(当時)による「明日を拓く人材を育む教育実践」と題するパネルディスカッションが行われました。 また、上原校長と若山副学長から問題提起が行われ、それぞれのパネリストが、高校と大学の取組に対する評価、大学入試を巡る課題と改革の動向、教員への期待などについての意見を交わし、シンポジウムは盛況のうちに終了しました。「九州大学医学歴史館落成記念式典」を開催KYUDAINEWS! 平成26年9月27日(土)、病院キャンパスにて、医学歴史館の落成記念式典を行いました。 この医学歴史館は、旧解剖学教室(明治36年竣工、昭和51年移築、平成9年取壊し)を復元したデザインで、延べ床面積546㎡、病院キャンパスの七十五周年記念庭園の一角に建設されました。医学歴史館の第一の目的は、本学医学部の歩みを社会の財産として継承するという社会に対する義務を果たすことであり、本学医学部同窓会が建設を計画、寄附金を募り、平成25年8月に着工、翌26年8月に竣工しました。 式典では、医学歴史館建設実行委員会の原寛委員長からの挨拶の後、福岡市の高島宗一郎市長より祝辞を賜り、関係者によるテープカットが行われました。内覧後、場所を医学部百年講堂に移した祝賀会では、医学部同窓会の安井久喬会長の挨拶の後、原委員長より医学歴史館建設の詳細な説明がありました。続いて、有川総長(当時)、医学研究院の片野光男研究院長より祝辞があり、建設に尽力してくださった建設会社などへの感謝状の贈呈の後、医学部同窓会の久保千春副会長より乾杯の発声があり、祝宴となりました。パネルディスカッションの様子医学歴史館前で行われた落成記念式典22 KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2014.11