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概要

九大広報Vol.97

仲間と共に頂いた栄誉。九州大学のために恩返ししていきたい。平成26年 秋の紫綬褒章を受章井上 和秀九州大学理事・副学長Kazuhide Inoue 井上和秀理事・副学長は、九州大学大学院薬学研究科修士課程を修了後、厚生省国立衛生試験所勤務を経て、2005年1月に九州大学大学院薬学研究院教授に就任しました。また、2010年4月から2014年3月まで大学院薬学研究院長を務め、教育・研究・管理運営に携わり、2014年10月1日から、理事・副学長に就任しています。また、2009年5月には主幹教授の称号を付与されています。井上理事・副学長の専門分野は神経薬理学。人類史上最悪の激しい痛みといわれ、多くの患者さんが苦しむ神経障害性疼痛の発症メカニズムについて、脳内免疫担当細胞であるミクログリアと、体内で情報伝達を行うタンパク質のひとつであるATP受容体の機能を解明し、世界的な発見となったことが特筆すべき功績として評価され、平成26年秋の紫綬褒章を受章されました。今回は、山縣理事がアナウンサー時代に培った取材力を存分に発揮して、井上理事・副学長の人柄に深く迫ります。このインタビューは、2014年12月16日に、病院キャンパス内にて行いました。SpecialInterview2007年 文部科学大臣表彰科学技術賞(文部科学省)2010年 江橋節郎賞(日本薬理学会)2013年 日本薬学会賞(日本薬学会)2014年 紫綬褒章紫綬褒章紫綬褒章は、科学技術分野における発明・発見や、学術およびスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与されます。褒章は桜の花で飾られた円形のメダルで、名称のとおり綬は紫色です。SERIESKYUDAIJINインタビューシリーズ九大人受賞歴病院キャンパス コラボ・ステーションII アトリウムにてKYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2015.01 03