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概要

九大広報 Vol.98

KYUDAI NEWS!「サイバーセキュリティセンター開所式・シンポジウム」を開催KYUDAINEWS!参加者による記念写真 久保総長による開会挨拶パネルディスカッションの様子バセドウ教授による基調講演 平成27年1月21日(水)、伊都キャンパスの2 ICNERホールにて、サイバーセキュリティセンター(CSC:Cyber Security Center)開所式・シンポジウムを開催しました。CSCは大学が担うべきサイバーセキュリティ強化の事業に取り組むことを目的に昨年12月に開設しました。 開所式は久保総長の開会挨拶から始まり、文部科学省高等教育局専門教育課の牛尾則文課長による来賓挨拶に続いて、総務省情報流通行政局情報セキュリティ対策室の赤阪晋介室長および本学と学術交流協定を締結した米国メリーランド大学ボルチモアカウンティ校(UMBC)のProf. Karl V.Steiner氏による基調講演、同じくU M B C のProf.Antonio R. Moreira氏による招待講演を行いました。 また、午後にはシンポジウムを開催し、安浦理事・副学長による挨拶の後、本学構成員やサイバーセキュリティ関連企業による講演を行いました。 当日は約130名の県内外からの参加者で満席となり、また、海外を含む多方面から問い合わせを受けるなど、CSCは社会的に注目されています。26121826121227法学部設立90周年記念事業・法学府LL.M.プログラム開設20周年記念カンファレンスを開催 平成27年1月10日(土)・11日(日)、九州大学西新プラザにて、九州大学法学部設立90周年、法学府LL.M.プログラム開設20周年を記念したカンファレンス“Understanding Regulatory Choice and NewEconomic Zones”を開催しました。法学部の前身は大正13年設置の九州帝国大学法文学部で、昭和24年4月に法学部として創設されました。また、法学府LL.M.(Master of Laws)は平成6年に日本で初めての全プログラムを英語で行う修士課程(IEBL:International Economic and Business Law)として開設しました。 本カンファレンスは、これからの新しい経済特区をテーマとし、教員や学生ら80名が参加しました。開会の冒頭で福岡市の高島宗一郎市長より挨拶いただき、続けて行った基調講演では、ドイツのマックス・プランク外国・国際私法研究所所長で、九州大学名誉博士であるユルゲン・バセドウ教授をお迎えし、“Boosting the Economy: SpecialEconomic Zones or NationwideDeregulation?”と題して、経済に活力を与えるのは経済特区の規制緩和なのか、国全体の規制緩和なのか、日本とドイツの様々な例を取り上げ、論じていただきました。また、4つのパネルディスカッションでは、それぞれ“Regulatory Choice: A Government Perspective”、“Regulatory Choice: A Corporate Perspective”、“Regulatory Choice: A Talent Perspective”、“The Law &Economics of New Economic Zones”と題し、政府や企業などから招へいされた11名の専門家および法学研究院の教員らによって、それぞれの視点から検証されました。 最後に、本カンファレンスの主催者である法学研究院の河野俊行主幹教授より、参加者に対する感謝の辞と、来年以降の準備を早速執り行う旨を述べました。KYUDAINEWS!KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2015.03 19