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概要

九大広報 Vol.98

2715会場の様子 左から折田教授、林崎氏、柴田教授 平成27年2月3日(火)、箱崎キャンパスの中央図書館にて、トークイベント「九大1 9 6 8 ― 撮影者林崎价男氏を囲んで」を開催しました。これは、昭和43(1968)年の箱崎キャンパス米軍機墜落事故とその後の学内の様子を記録した写真展「九大1968 ―林崎价男の写真で振り返る」(期間: 11月21日?2月19日、於:中央図書館)の関連イベントで、撮影者である元文学部技官の林崎价男氏をお招きし、人文科学研究院の柴田篤教授、大学文書館の折田悦郎教授との対談形式でお話を伺いました。会場には、当時の教職員や学生、また、現役の学生、一般市民の方など約80名が来場し、職員ならではの視点で捉えられた全31枚の展示写真を背景に、林崎氏の生きた証言に熱心に耳を傾けていました。さらに、会場の参加者からはそれぞれの立場での体験談も語られ、箱崎キャンパスの一時代の空気感を、世代を超えて共有する貴重な時間となりました。「九大1968 ―撮影者 林崎价男氏を囲んで」を開催KYUDAINEWS!KYUDAI NEWS!芸工パフォーミングアーツ・プロジェクト「神立?神になった男 MICHIZANE」を開催KYUDAINEWS!パフォーマンス受講生の様子 森美術館顧問の高橋信也氏 平成27年2月7日(土)・8日(日)、大橋キャンパスの多次元デザイン実験棟にて、芸術工学研究院HME(ホールマネジメントエンジニアリング)ユニットが主催する人材育成事業「芸工パフォーミングアーツ・プロジェクト」の成果発表公演を行いました。本プロジェクトは、地域の舞台人を育成する目的で企画され、ダンサーや舞台技術者、プロデューサー経験者が、舞台照明や音響制作、舞台美術やパフォーマンスを実際に体験しながら、ひとつの作品を一から作り上げるという挑戦的なものでした。 演目は、福岡に縁ある菅原道真を題材とした「神立?神になった男 MICHIZANE」(構成・演出/中村滋延(芸術工学研究院教授))で、公募により集まった20歳代から60歳代の受講生20名が、芸術工学研究院の技術を支えに、身体と音・光・映像がコラボする新感覚のパフォーミングアーツを上演しました。受講生の熱意はもとより、本プロジェクトに携わった学内外の関係者の尽力により、活動分野も経験値も異なる受講生の個性が活かされた舞台となり、2日間で延べ300名以上が訪れた本公演は大盛況のうちに終了しました。 平成27年1月23日(金)から2月22日(日)にかけて、大橋サテライト「ルネット」にて、九州大学リベラルアーツ講座と芸術工学研究院HMEユニットの連携トークシリーズ「アートなしでは生きていけない社会へ」を開催しました。本企画は、殺伐とした現代社会においてアートの可能性を今一度問い直すべく、芸術工学研究院の藤枝守教授が主催し、学生・一般の方を対象に開講されたシリーズです。 全6回で開催したトークシリーズでは、美術館経営、書籍の編集、人材育成、公演の企画立案、インターネットラジオを通じたアートの普及活動、アートを通じた地域コミュニティ作りなど、様々なかたちでアートと携わってきた方々を講師としてお招きし、自身の経験に基づいた生の声をお話していただきました。 毎回、20歳代から60歳代の受講生40名ほどが参加し、経験も活動領域も様々な講師たちの話に熱心に耳を傾けていました。27271530トークシリーズ「アートなしでは生きていけない社会へ」を開催KYUDAINEWS!KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2015.03 21