ブックタイトルアクションプラン日本語版

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概要

アクションプラン日本語版

Action Plan 2015-2020挑戦する大学として地域コミュニティ・地域産業界の人々との交流を通じて幅広い視野をもち、個性的で社会のリーダーとなる人材に育っていきます。人文社会科学を含む科学技術は社会経済の発展を支えます。また、グローバル化する社会経済において活躍できる人材が求められています。そのような人材には、文理にわたる基礎的知識と課題解決のための学際的な思考力、課題を発見しその解決のために自律的に学び続ける能力と姿勢が求められます。また、異なる価値観を有する人達と良好な関係を築いて協働できる外国語運用能力を含むコミュニケーション能力も必須です。九州大学はこのような人材像を目指し、基幹教育や創設準備を進めている新学部等において、海外留学も積極的に取り入れることにより、高い国際性を備えたアクティブラーナーを育成します。学術研究の発展やグローバル人材の育成には、教育研究組織の自律的改革が必須であり、これを充実・発展させます。少子高齢化が進展する中で、活力ある経済活動に支えられて豊かな文化が発展・継承されていくためには、産業振興と雇用の創出が不可欠です。九州大学は科学技術イノベーションを牽引することによって地域産業の創出と発展に力強く貢献します。近年の科学技術イノベーションは、産学官民が学問分野を超えて交流することによってスピード感のある実用化、社会実装を目指すようになっています。九州大学は水素エネルギー研究や社会情報基盤に関する研究に見られるように、オープンイノベーションの中核となって、産学官民の強力な連携を進めることで地域創生に貢献します。20 05年から開始した伊都キャンパスへの移転・整備事業は、順調に進み、2018年度までに移転を完了します。九州大学は、この未来型キャンパスを核として、教育、研究、そして診療など多様な活動を推進し、これからも常に未来の課題に挑戦する大学であり続けます。2015年10月九州大学総長久保千春2