福岡県の名勝に指定されている「白糸の滝」は、新キャンパスの南約十三キロメートルの前原市大字白糸にあります。滝の落差は二十四メートルほどあり、滝口から流れ落ちる水は文字どおり「白糸」そのものです。 滝が周辺の木々と織りなす風景は季節感に富み、訪れる人を飽きさせません。 (新キャンパス計画推進室 文‥森牧人 写真‥田中広幸)
このシリーズでは、九州大学新キャンパス用地の福岡市西区元岡・桑原地区がある糸島半島周辺の景勝地や施設を紹介しています。

財団設立に向けた寄附の申し込み状況
(平成13年5月11日現在)

 平成11年4月から開始した、「財団法人九州大学後援会(仮称)」設立に向けた学内募金及び平成12 年7月にお願いしました同窓生への募金の寄附状況は次のとおりです。

学内外の別寄附者数(人)寄附金額(単位:千円)
卒業生9,212156,884
学内教職員(申込額を含む)2,39179,124
合 計11,603236,008
 学内募金のお申込みは、各部局の庶務担当掛で随時お受けします。同窓生の皆様からの募金は、送付いたしました郵便振込用紙にてよろしくお願いします。なお、お問い合せは後援会準備室(電話092-642-4493)までお願いします。

編集後記

 国立大学を巡る社会環境は大きく変わりつつあります。各自が自分の行いたい研究に専念していれば、それだけで知的リソースの集積点として社会から存在意義を認められるという時代はもはや終わりました。国立大学の存在意義を社会に伝え、大学を巡り大きく変化している社会のニーズを知るために、大学と社会との双方向の情報伝達が今ほど重要な時はありません。大学の自己満足のための広報活動ではなく、「いつかは一般の書店でも評判を呼ぶ雑誌に」をモットーに、大学の外の人々にとっても読んで面白く、かつ有益な広報活動へと転換していかねばならないと考えています。以前にも増した、皆さんの御意見、御支援、御協力をお願い申し上げます。

(編集主幹 山本顯治)

 本号の読者アンケートでは、広報への御意見、御要望の他、九州大学への期待、激励の言葉も多く頂き誠にありがとうございました。内容やデザインに対する評価もおおむね好評のようですが、更なる充実を求める声も頂きました。いずれにしても九州大学から社会への情報発信が大切であるという点では共通しており、今後とも誌面を充実させていきたいと考えております。今後とも御協力のほどお願い申し上げます。

(編集委員 小山智幸)

 たまたま部局(研究所)から広報委員に選ばれ、渋々やってきた今年度第1回委員会で、これまた「九大広報」編集委員に選ばれてしまった。正直なところ、はじめは受身であった。しかしこれまで、「やる価値のあることはすべて、全力でやる価値がある」とのモットーですべてのことに夢中でぶつかってきた以上、これにも真剣に取り組まねばと思い直し、委員の皆さんと編集の仕事に微力を尽くさせていただいた。そして出会った、本18号の中の一つの言葉。「別れるのが辛いと思える人に、一生懸命、いっぱい出会ってください。(高倉健さん、p.11)」。心に残る、言葉との「素晴らしい出会い」となった。

(編集委員 佐藤浩之助)

 「九大広報」は本号からデザインを一新しました。いかがでしょう。巻頭の新シリーズは、色々な所で頑張る「九大人」をインタビューして、九大の多様な魅力を御紹介しようという企画です。東映の岩社長(昭29経済卒)とその応援に来てくださった高倉健さん。忘れがたい出会いでした。岩社長と高倉健さんには、写真と記事の掲載を御快諾いただいたこと、感謝いたします。取材して感じる九大の広さ深さ面白さ。それを上手に載せれば,「九大広報」はきっと面白くなるハズ。末永くよろしくお願いします。

(企画広報室 臼杵純一)

前のページ ページTOPへ 次のページ
インデックスへ