国の天然記念物にも指定されている 「芥屋の大門(けやのおおと)」は 糸島半島の北西端にある臨海洞窟です。
 洞窟は六角柱状の玄武岩群に覆わ れ、それらが規則的に配列することに よりできる模様(柱状節理)は 見事というほかありません。洞窟の幅はたかだ か十メートルですが 、奥行きは九十メートルほどあり 、近くから出る遊覧船に 乗ればその途中まで入ることが出来ま す。大門のそばには公園や自然歩道も 整備され、休日には家族連れでにぎわ います。

(新キャンパス計画推進室      文 森牧人 写真 田中広幸)


国土地理院発行地勢図
 このシリーズでは、九州大学新キャンパス用地の福岡市西区元岡・桑原地区 がある糸島半島周辺の景勝地や施設を紹介しています。


編集後記
 前号から始まった「シリーズ・九大人」が好評 です。九大広報には九大の施策の説明や教官の 研究・教育活動の紹介という重要な使命があり ますが、そこで学んでいる学生を紹介すること も大学の素顔を伝える大切な手段です。「シリ ーズ・九大人」では各界で活躍しておられるOB の方々にも登場していただくことで、さらに広 い意味での九大の魅力をアピールすると同時に、 現在九大にいる私たちは社会の側から新たな 力を与えられます。
(編集委員 阿部吉雄)

 8月初旬,琉球大学での集中講義の合間に, 沖縄本島北部の有名な「山原(やんばる)の森」 を見学しました。広大な亜熱帯性広葉樹の樹海 は圧巻でした。もっとも、山原の広葉樹林は、何 回も人間によって伐採が繰り返された二次林 であり,決して原生林ではありませんでした。 また、森林蓄積は貧弱であり,人間の積極的関 与によって豊富な森林に誘導する余地が大い にあるように感じました。
(編集委員 堺 正紘)

 この4月に「九大人」の仲間入りをいたしま した。広報誌の編集を通して九大の「深み」を強 く感じています。それは九大の学生、教職員、 卒業生等の個々人、それらの集合体、また、それ らの持つ知識や経験、可能性の中に存在するも のだと思います。過去・現在・未来において社会 の中の重要な役割を果たし続けている九大の その「深み」をさらに多くの人々にお知らせす るのがこの九大広報の使命だと考えております。 より魅力的な九大を御紹介できるよう頑張り ますので、御協力のほどよろしくお願いいたし ます。
(企画広報室 田中美保)

 デザインを一新し新たなシリーズも始めた 前号には、賛否様々な御意見を頂戴し有り難か った。オープンキャンパスで高校生に配布して みて、表紙にひと工夫必要かなと感じた。もう 一回り字を大きくできないかという声もある。 編集委員会では本誌に愛称を付けようという 意見が出た。いいアイデアがあったら、ぜひ。
 シリーズ九大人は毎回大変だろうと言われ るが、そんなことはない。取材は緊張するが楽 しみでもある。御登場いただく皆さん魅力あふ れる方々で、それはそのまま九大の魅力だと思 う。そこをうまくお伝えできればいいが。
(企画広報室 J)


財団設立に向けた寄付の申し込み状況
(平成13年8月1日現在)
 平成11年4月から開始した、「財団法人九州 大学後援会(仮称)」設立に向けた学内募金 及び平成12年7月にお願いしました同窓生へ の募金の寄附状況は次のとおりです。
学内外の別寄附者数
 (人)
寄附金額
 (単位:千円)
卒業生9,246157,344
学内教職員
(申込額を含む)
2,58383,768
合 計11,829241,112
 学内募金のお申込みは、各部局の庶 務担当掛で随時お受けします。同窓生の 皆様からの募金は、送付いたしました郵便 振込用紙にてよろしくお願いします。なお、 お問い合せは後援会準備室(電話092- 642-4493)までお願いします。


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