セクシュアル・ハラスメントなどの相談件数
平成十五年度の九州大学におけるセクシュアル・ハラスメント等の相談件数は、次のとおりでした。
◎相談窓口の相談員に相談があった件数 ・・・・・・ 十五件
◎その内、正式な苦情申立てのあった件数 ・・・・・・ 二件
これらの件数は、共に残念ながら昨年度より増加しました。セクシュアル・ハラス
メント等を起こさないためには、「相手が嫌がることは言わない、行わない」という
人としてのマナーを守ることが先ず必要となりますが、他方、嫌なことには「やめて
ほしい」と相手に対してはっきり意志表示をしてみることも重要です。
本学では、本年三月に刊行された「九州大学の男女共同参画を推進するための提
言書」に基づき、大学全体としてその防止に努めていますが、何よりもまず個々人の対応が求められます。
即ち、セクシュアル・ハラスメントは、言動の受け手が不快に感じるかどうかによ
って決まります。また、不快な言動を受けた相手が常に明確な意志表示をしてくれ
るとは限りません。自分の言動が相手に不快を与えていないかに配慮しましょう。
そして、あなたが、もしセクシュアル・ハラスメントを感じたら、相談員に相談する
ことはもちろん、できれば、「それはセクハラです!」とアピールし、相手の自覚を促してみましょう。
これらのことは、最近問題として出てきているアカデミック・ハラスメントについても同じです。
セクシュアル・ハラスメント等のない健全で快適なキャンパス環境を実現するた
め、私たちひとりひとりが気をつけ、できることから実行していきましょう。
セクシュアル・ハラスメント等相談員
平成十六年度から相談員が代わりました。新しい相談員は次のとおりです。全学
のどの相談員に相談されてもかまいません。相談したことによるあなたのプライバ
シーは必ず守られますので、一人で悩まず、まずは相談員に相談してみてください。
(総務部就業制度企画室)
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