こんな本 出しました

書名 九州大学COE大学改革 真のユーザーに向けて
著者 丸山正明 (まるやま まさあき)
日経BP社編集委員
発行 日経BP社(2006年10月刊2,000円)
著者から一言
 九州大学が“社会に役立つ大学”という大学本来の原点に戻る大学改革を本気で始めたことの具体事例リポートを通じて、日本が今後も先進国で有り続けられるかどうか、その源泉を見つめた。ここ1、2年間で大学はこんなに変わったのかと驚かれると思います。


書名 人はなぜ勉強するのか
千秋の人 吉田松陰
著者 岩橋 文吉 (いわはし ぶんきち)
九州大学名誉教授、福岡女学院大学名誉教授
発行 財団法人モラロジー研究所(平成17年7月刊1,000円)
著者から一言
 「人はなぜ勉強するのか」この根本問題について青少年も年輩者も、その志が立っていない。志を確立する事は学問はもとより、人生万事の源となるものである。維新日本の先駆けとなり29才の若さで刑死した吉田松陰が、人格形成の驚くべき完成度を示し、歴史にその名を残す不朽の人となったのは、ひとえにその立志の然らしむる処であるといえる。この本によって立志についてあなた自身の答を見出してほしい。


 最新の調査から。受験生時代に九大についての情報を熱心に集め・調べた学生ほど、入学後の学業成績(特に初年次のそれ)が高いらしいという結果が出ました。因果関係はまだよく分かりませんが、大学の広報活動にも意外な教育的効果があるのかもしれません。

編集委員 渡辺哲司



 関東育ちの私が九大着任以来、九州各地の港・島めぐりにハマっています。中世の東アジアにおける日・朝・中3地域の海を越えた交流の歴史が、そこかしこに意外な形で、しかもその地域ではごく当たり前のことのように刻印されているのです。しかし考えてみれば、現在福岡からソウルや上海に行くのだって、東京に行くのと同じか、むしろずっと短い時間ですみます。中世の九州人にとって、関西・東国の人々も、大陸・半島の人々も、同じような重みをもつ付き合いの対象だったのでしょう。今年からはいよいよ韓国・中国での港・島めぐりも本格始動しました。

編集委員 森平雅彦



 伊都キャンパスが誕生してから1年。この10月には工学系の第2陣が移転し、キャンパス内は約4,900人の学生と教職員の活気で満ちあふれ、9月下旬にはドミトリー(学生寄宿舎)への学生の入居が始まるなどキャンパスの整備も順調に進んでいます。先日は筑紫丘高校のPTAの方々の視察にも同行し、保護者の方々から生の声を聞けました。当日伺った保護者の「生の声」を取り入れて、これからも様々な情報を発信してまいります。

総務部広報室 井手添 彰



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