- 研究・産学官連携推進部 研究企画課研究企画係
- 採用年月：2017年4月1日（平成28年度九州地区国立大学法人等職員採用試験合格）
私の仕事
大学の業務と聞いて、おそらく多くの人が学生のサポートや留学支援といった教育関係のことをイメージするのではないかと思います。そういった教務・学生支援と両輪を成すのが、研究者の研究活動の支援です。
研究活動の支援もいろいろとありますが、その中でも私は九州大学が独自に実施する学内研究支援の企画・運用に携わっています。例えば、人文・社会科学系の研究と自然科学系の研究との新たな融合を促す「人社系学際融合プログラム」、国際学会への参加に際し必要となる旅費等を支援する「国際学会派遣支援」など、様々な支援を実施しています。このような支援を実施するために、研究者のニーズや大学の研究力向上のために必要なことを常に把握・検討するように努めています。
九大で働くことに決めた理由
「大学」という環境は、大学生当時の自分にとってかなり大きなインパクトがありました。自発的に学びたいことを選択し、多様な背景を持った人と交流することはそれまでの学びの場とは明らかに違い、毎日新鮮な発見を与えてくれました。
そのような大学、特に母校である九大で、多くの学生に多様な学び・経験の場を提供したいと思ったことが、九大で働くことを目指した理由です。私が採用試験を受けた当時は法人採用試験しかなく、試験勉強の時間が必要でしたが、現在はペーパー試験不要の独自採用試験もあるため、社会人を含む多くの方に門戸が開かれたのではないかと思います。
お昼は学食を利用しますが、どの料理も安くておいしいです。
受験者へのメッセージ
大学の業務はイメージしにくく、上手くこなすことができるか不安な方もいらっしゃると思います。ただ、私も新卒で知識・経験ゼロの状態で入職しましたが、周りの方のご指導・サポートのもと、少しずつ業務スキルを身に着けることができました。ですので、他業種の方や新卒の方でも問題なくお勤めいただけると思います。
また、九大では文部科学省を始めとした様々な外部機関との人事交流を実施しています。私も文部科学省への出向を通し大いに成長することができましたので、そのような人事交流に関心がある方にもオススメです。
九大は規模が大きく、先導的な研究・人材養成を通し社会に大きく貢献しています。やりがいと刺激に満ちた職場ですので、是非興味を持っていただければと思います。