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昨年11 月に開講した英語実務研修が3 月9 日(木)に修了式を迎えました。本研 修は,外国人留学生や外国人研究者に応 対する際の実務的な英語力を修得したい という意欲を持つ事務系職員をサポート するため,留学生課の全面的協力を得て, 九大独自のテキストとカリキュラムに基 づき,英語を母国語とする外国人講師に よって授業がすすめられました。
初年度の今回は図・育・理・薬・工・ 農の各事務部及び本部事務局から,計12 名が受講。電話の応対に始まり,道案内, 各種手続きの説明,英文手紙の読み書き から,留学生との英語による懇談といっ た幅広いメニューをこなし,最終日には 個々の受講生による英語のプレゼンテー ションが行われました。
当日は,石津工学部等事務部長,小菜 教育学部事務長,山下理学部等事務長を はじめとして,受講生の職場の方々が多 く参観くださるなか,「所属学部の紹介」, 「日本の生活習慣紹介」など,“大学職 員の英会話”という範疇の中で,各人各 様の個性に富んだ発表がなされました。 初めは緊張感のもとに始まったプレゼン テーションも時間を逐って次第に和やか なものとなり,参観者の笑いを誘うジョ ーク(もちろん英語)も飛び出して,英語 力上達を印象づけた受講生も・・・。
写真はトリをつとめた工学部人事掛の 城後朱美さんです。平成12 年度の開催に ついては,国際交流課(内線8121 )に お問い合わせください。

生命科学研究の拠点
コラボ・ステーション竣工

病院キャンパスの医療技術短期大学部 前に,9 階建てのビルが建ったのにお気 付きですか?これは,九州大学コラボ・ス テーション(kyushu University Station for Collaborative Research )という施 設で,新たなアイデアを創造し発信する 学術研究・情報発信の拠点として設置さ れました。
建物は周囲の建物との調和を考えてデ ザイインされており,230 席ある2 階の 視聴覚室では,最新の機器による講義も 行われます。3 階から9 階(共同実験室) には,人間生命科学をテーマとする15 の 研究グループが入っています。研究グル ープの代表は当面は医歯薬の3 部局とな りますが,グループには他部局のみなら ず学外のスタッフを加えることが可能で す。またここに入ることのできるプロジ ェクトは,申請の後選考されたもので, 3 年後には研究成果による見直しも行わ れます。
4 月5 日に竣工視察を行った杉岡総長 は「P&P (教育研究プログラム・研究拠 点形成プロジェクト)も4 年目に入って 成果が育ちつつあり,ここに病院キャン パスにおける共同研究をまとめる施設が できたことは意義深い。ぜひ共同して新 分野を開拓してほしい。すばらしい成果 の発信を期待している。」と語りました。

(財)国際東アジア研究
センターと連携

平成12 年度からの大学院の改組並びに 重点化に伴い,大学院経済学研究科は, 「大学院経済学府」と「大学院経済学研 究院」に改組されま した。これとともに, 従来の経済学専攻, 経営学専攻,経済工 学専攻の3 専攻から, 経済工学専攻,産業・ 企業システム専攻, 国際経済経営専攻と いう新3 専攻に改め られ,併せて国際経 済経営専攻に国際東 アジア研究センターとの連携講座「アジ ア経済調査講座」が設けられました。 同センターは,東アジア地域の経済・ 社会問題に関する学際的かつ実際的な調 査・研究を行い,国際的な学術交流の促 進を図る中で,我が国を含むアジア地域 の発展に寄与することを目指しており, この連携により,本学が志向するアジア 研究に大きな道筋を開くものと期待され ます。
調印は,4 月5 日(水),本学の伊東経 済学府長(経済学研究院長)と,東アジ ア研究センターの田中理事長ほか多数が 出席し,行われました。


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