5月11日(木)は九州大学の開学記念日。 今年も創立五十周年記念講堂で,九大OB,名誉教授,旧職員などが列席して,開学記念式が行われました。 ホワイエには,過去3回のユニバーシティ・ミュージアム先行展示に使われた標本やパネルなどが展示されました。また,学内では施設の開放が行われ,多くの来訪者でにぎわいました。

 式典は,杉岡総長の挨拶(全文を九州大学ホームページに掲載)に続いて, 本学の学生や教職員に対し多大な貢献があった3個人1団体への感謝状贈呈, また,新たに名誉教授となる15 名に名誉教授称号記が授与されました。

 式典に引き続き,「九州大学チャレンジ&クリエイションプロジェクト(C&C)'99」 総長賞の表彰と報告会が行われ,最優秀賞の新井洋さんと優秀賞の市浦英明さんの 二人に,杉岡総長から表彰状が贈呈されるとともに,それぞれが研究発表を行いました。(9頁参照)

 5月20日(土)には,天神の都久志会館で記念講演会が開かれ, 稲葉継雄教授(人間環境学研究院)と今脇資郎教授(応用力学研究所)が, 一般市民や九大関係者を前に講演しました。






 附属図書館は,開学記念行事の一環として貴重文物展観(5月8日〜14日)と関連の公開講演会 (5月11日)を開催しました。

 今回で41 回目となる貴重文物展観は,「平安朝文学入門−竹取・伊勢・源氏の世界−」 をテーマに「竹取物語」,「伊勢物語」,「源氏物語」及びこれらに関連する貴重な資料 約50点を展示しました。併せて,資料電子化の一環として推進している 貴重資料画像データベースのうち,本展観のテーマに関連する資料の展示を行い, 福岡市はもとより近隣の一般市民,学内教職員,学生など,1週間で355名の参観者がありました。

 また,人文科学研究院の今西裕一郎教授による「平安朝文学の楽しみ方」と題する公開講演会は, 一般市民,学生,教職員等160名が熱心に聴講しました。


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