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news 1
情報基盤センターオープン
「蒙古襲来絵詞」
100 インチディスプレイに鮮やかに写し出された
「蒙古襲来絵詞」

総長、情報課長、センター長
情報基盤センターの新しい看板を前に
左から杉岡総長,尾崎学術情報課長,松尾センター長
    6 月21 日(水),情報基盤センターの開式典が附属図書館視聴覚ホールにおいて挙行されました。
   開所式典には学内外の関係者約100名の出席があり,松尾情報基盤センター長の式辞の後,文部省の尾崎学術情報課長による中曽根文部大臣祝辞の代読,杉岡総長の挨拶,齊藤東大情報基盤センター長の祝辞がありました。
   式典終了後,マルチメディア教材3D­ IESシステムによる外国語教育のデモが行われ,続いて,学術情報発信のデモとして附属図書館ロビーの100 インチディスプレイに「福岡城下町・博多・近隣古図」や「蒙古襲来絵詞」などの貴重古文書が鮮やかに写し出されました。
   情報基盤センターは本年4 月,学内外の学術情報通信基盤を高度に機能させ,大学等の教育研究活動を強力に支援するため,既設の大型計算機センター,情報処理教育センター,中央計数施設,総合情報伝達システム(KITE)運用センター及び附属図書館の一部を有機的に統合し,旧施設における業務を継承するとともに,更に機能の拡大と強化を図り,情報教育及び外国語教育の支援,電子図書館機能強化,
学術情報発信支援等を行う組織として設立されたものです。今後は,スーパーコンピュータ利用等による全国共同利用施設の役割とともに,本学の情報基盤を支える学内共同利用施設の役割を担います。









news 2
小学生が九大探検

理学部化学の前田教授の研究室で
   6 月21 日(水),箱崎小学校5 年生による「九大探検」が行われました。
   これは,学生の自主研究プロジェクトを助成する全学事業,チャレンジ・アンド・クリエイション(C&C )プロジェクトの一つ,「箱崎商店街活性化プロジェクト」の一環として行われたものです。
   事前の下調べや資料を元に小学生が訪問を希望し御協力いただいた探検先は,工学部のエネルギー科学,機械航空工学,建築学,理学部の生物学,化学,地球惑星科学,農学部の畜産学,中央図書館,留学生センターなどでした。
   受け入れた先生方や担当した学生さんたちにとっても初めての試みで困難も多かったようですが,「我々の説明に新鮮な
感動を見せてくれる子供たちを見るのは,うれしくもありました。」との教室からの感想もあり,研究グループでは、今回の成果
を今後のプロジェクトの進展や研究に生かしたいとしています。





news 3
外国人の先生方と懇談
   6 月22 日(木)夕刻,ファカルティ・クラブにおいて,総長と外国人教師等との懇談会が開催されました。この懇談会は,外国人教師・外国人研究員等を招いて,総長との懇談の場を設けるとともに,外国人研究者相互間の情報交換や交流を図るなどの趣旨で例年開催されているものです。
   関係の部局長や教官も参加して,和やかな雰囲気の中,あちこちで談笑の輪が見られました。新任の先生方には,簡単な自己紹介のスピーチをお願いしましたが,ユーモアにあふれた日本体験談が披露されました。



news 4
附属病院七夕コンサート

演奏に聞きいる患者さんたち

病院長挨拶
   7 月7 日(金),医学部附属病院は,外来棟玄関ホールで七夕ロビーコンサートを開催しました。
   今回で8 回目となるこのコンサートは,入院患者さんの闘病生活に少しでも変化と潤いを持っていただき,一日でも早く良くな
られることを願って実施しているものです。
   浴衣姿の職員によるプログラム配布や,願い事の書かれた短冊の飾られた笹竹が雰囲気を盛り上げ,病院長の挨拶の後,第一部は平均年齢60 歳のTrio Gson's による懐メロ,第二部は医学部軽音楽部によるクラッシック・軽音楽・独唱などの演奏,最後にはアンパンマン,バイキンマンのぬいぐるみも登場して全員で「七夕」を合唱。ホールに集まった約500 人の患者さんは,医師,
看護婦,職員と楽しい一時を過ごしました。











news 5
九大ロボ登場

JROB­ Q にびっくり
   7 月19 日(水)〜23 日(日)の間,福岡天神のイムズで「ロボライフへの挑戦」と銘打たれたイベントが行われました。
   工学部電気情報工学科の長谷川教授研究室で開発された,人間のジェスチャや交通標識を視覚認識して移動する自律知能4 足歩行ロボット「JROB­ Q 」,同研究室と機械航空工学科山本助教授研究室とが共同開発した「ロボカップ」サッカーロボット,そして機械航空工学科の課外活動として行われている,学生が自由な発想・創意・工夫を凝らしてオリジナリティーあふれる機械を製作するための施設「創造工房」で現在活動中の,学生チームのNHK ロボットコンテスト出場マシンが,それぞれデモンストレーションをして注目されました。







news 6
オープンキャンパスに9 千人
オープンキャンパス
   7 月27 日(木)と28 日(金)の両日,今年の九州大学説明会(オープンキャンパス)が行われ,福岡県内外から約9千人の高校生が九州大学を訪れました。
   説明会は高校2 年生を対象に,1 日目が文・教育・法・経済学部,2 日目が理・医・歯・薬・工・農学部において実施され,各学部では福岡県内と県外の高校に分けて色々な企画が組まれました。朝早くから大型バスで次々にキャンパス入りした高校生たちは,暑さのなか,学部紹介や模擬講義,教官との質疑応答などに熱心に参加していました。





news 7
(株)産学連携機構九州始動
※TLO:Technology Licensing Organization の略。
技術移転機関。

   8 月2 日(水),創立五十周年記念講堂で,(株)産学連携機構九州の設立記念式典及び講演会が行われました。
   式典で挨拶した鑓水(やりみず)社長は「本社は,平成12 年1 月17 日に九州大学の約300 人の教官の出資によって設立し,4 月19 日文部省及び通産省から承認を受け,我が国で11 番目の承認TLO として動き始めた。米国では産学連携システムが確立し,大きな成果が上がっている。これを日本でも実現させるための大学等技術移転促進法であり,これを受けての本社設立である。依然九大には眠ったままの研究成果が多くあり,敷居も高い。本
社はこの敷居を低くし,九大のシーズを社会に役立てるのが役割。」と述べました。
   記念式典に引き続き,九州大学先端科学技術共同研究センターの多喜客員教授が「技術移転の要点と可能性」
をテーマに講演しました。



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留学生会がキャンパス清掃

   7 月14 日(金),留学生による箱崎キャンパスの清掃が行われました。昨年初めて実施したところ好評であったため,今年も留学生会役員が呼びかけたもので,約40名が参加しました。
   植木の茂みに投げ込まれたごみが意外に多く,燃えるごみ,燃えないごみ,リサイクル資源と分別して18 袋。世界各国のごみ事情などを話しながら作業をしていると,学部の事務室からごみ袋の差し入れを受けたりもしました。九州大学国際親善会の日本人学生も数人参加しましたが,黙って見ていて一歩を踏み込めない人がまだまだ多かったようです。一緒に作業に加わる人が少しずつでも増え,年に数回行われるようにでもなると,ポイ捨てする人も少なくなり,もっときれいなキャンパスになるのでしょうが・・・・。
(留学生センター 森山記)



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See you again !
—JTW 閉講式—

   外国人学部学生を対象にした1 年間の英語による短期留学コースJTW (Japan in Today's World Program)の閉講式が,7月31 日(月)国際ホールで行われました。
   来賓には,李在福岡韓国領事,Beale ブリティッシュカウンシル副所長に加え,今回初めて九州日仏学館からPinquie 副館長がお見えになり,それぞれから1 年間頑張った学生へねぎらいの言葉がありました。
   第6 期目のプログラムを修了した24 名には,柴田副学長が修了証書を手渡し,杉岡総長が「それぞれ九大での思い出は多いと思うが,我々もまたこのように皆さんを送り出し,交流関係がさらに深められていくことを嬉しく思う。」と挨拶しました。
   これにこたえて修了生代表として,今回JTW に初めて参加したピエールマンデス大学(フランス)のSerge Mathevet さんが,九大で初めて学んだ日本語で挨拶しました。また,恒例の修了生の自主制作ビデオで九大での1 年間を参加者一同で振り返り,学生からコーディネータとスタッフに第6 期生が写った(サインつき)写真と額が贈られるといった場面もありました。
   なお,10 月に第 7期生が来日するに当たって,ホストファミリーを募集しています。教職員の方々の御協力をお願いします。お問合せは留学生課(内線2143 )へ。



news 10
世界へ羽ばたけ

   8 月8 日(火),ファカルティクラブで,平成12年度九州大学学生海外派遣留学激励会が行われました。
   参加者は,派遣学生13 名と,杉岡総長,柴田副学長,西村留学生センター長及び学生の所属部局長である内田法学研究院長,細江経済学研究院長,梶山工学研究院長でした。
   「昨年度に比べて今年の海外派遣留学生の人数は2 倍近くに増えており,大変うれしい。今後ますますこういった交流が盛んになることを望んでいる」と杉岡総長,「国によって様々な犯罪が存在するので,常に油断しない自分を持つように」と柴田副学長が激励。これにこたえて学生達は,「国際社会のボランティアをみてきたい」「就職が保険
会社に決まったのでアメリカの保険制度について学びたい」などこれからの留学に向けて色々な抱負を語りました。中には,英語で抱負を述べた学生もいました。
   学生たちは,8 月から9 月にかけてそれぞれの派遣先大学に向けて出発します。



news 11
ヨーコソ九大へ

   7 月11 日(火),レオナルド J.エドワーズ駐日カナダ大使が杉岡総長を表敬訪問しました。
   大使は,九州・沖縄サミットの福岡蔵相会合に合わせて来福していたもので,来学の目的は,来年東京での開催が企画されているカナダと日本の主要大学学長会議への協力要請と,それを契機に両国の大学間交流を一層促進させたいというものでした。
   このような会議が計画された背景には,1998 年にフランスと日本の主要大学学長会議が開催された後,日本の大学とフランスの大学のコンソーシアム(集合体)との間で学生交流協定が締結され,それに沿った事業が開始されるなど具体的な成果を上げていることがあります。
   総長表敬の後,大使と九大で学ぶカナダ人留学生との懇談も行われました。





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